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N.N. diary

えぬつーの備忘録

君の名は。

観に行ったのはもう二週くらい前でうろ覚えだけど感想覚え書き。ボーイミーツガールはやっぱり良いものですね。

 

とにもかくにも画がキレイですね〜。個人的に印象に残ってるのは2箇所。

三葉の初めての入れ替わりの時の街の風景。別に都会人ではないけど、摩天楼なんて見飽きてしまったこの目にはあれ程東京のビル群が美しく映ることはないだろう、なんて考えてしまった。

それと彗星の描写。夜空を眺める瀧くん、分裂した後の大気圏で燃える破片、落下していく様子を高空の真横から追っていく冒頭にもあったカット、衝突した瞬間の地表の様子などなど。

 

時差がある入れ替わり、トリックとしては良かったですね、ネタバレで見る前に知っちゃいましたけど。小説だと電話やメールが通じない事が言及されますが、本編では奥寺先輩と別れた瀧くんが掛けたくらいで特に触れなかったのがちょっと違和感。

 

ストーリー自体はファンタジーだし理詰めの話をしても仕方ないでしょう。ただ、「瀧くんが入れ替わり先だったのは組紐を持っていたから(タイムパラドックスだけど運命的なゴニョゴニョってことで)」でとりあえず納得する事にしたんですけど、宮水神社の巫女である三葉は良いとして、やっぱり瀧くんは何者なんだろう…って引っかかりが残ってます。

良くあるのは幼少の頃に糸守に行った事があって会っていた、とかでしょうけど陳腐ですしねぇ。記憶は消えるけど二人は必ず巡り合う、みたいな運命性を謳う割に瀧という人物に必然性がないのがどうもな……。誰でもいいじゃんそれ。あと見えざる神の手で記憶どころか記録まで消えていくのはどういう現象なんだ。糸守を救わせたくないのか、愛の試練とでもいうべきか。まぁ簡単に辿り着けちゃったら駄目ですからね。

 

二人が惹かれ合ったのは僕はウンウン頷いてた派です。入れ替わりを通して二人は誰よりもお互いの事を知っているわけです。そりゃ好きにもなりますよ。単純に劇中描写としても、良かれと思って仕掛けたものの奥寺先輩と瀧がデートする事にモヤモヤして飛び出す三葉、頭に浮かぶ女の子が他に居ることを指摘される瀧のところが決定的だったと思うんですが…、それで納得できなかった人も多いんですかね。

 

RADの後半の劇中歌はセリフが少ない部分とかに華をそっと添えてる感じがあって良かったと思います。入れ替わってる〜〜!?からの前前前世の勢いは勢い凄くすぎてあそこだけの為にもう一度劇場に足を運びたいです。

 

ちょっと引っ掛かる部分もあるものの、深く考えずスッと観て爽快感を得られる青春活劇でした。人気も納得です。

まだ二十ウン歳ですけど、ああいう青春モノでだいぶ心がエグられるようになってきました。