イベント備忘録

セトリと感想の覚書

イベントを決行するのも英断ではないのか?

みなさん元気ですか?
私は元気です。


3月何も書いてないなぁ、とふと思ったので新型コロナ蔓延がオタクライフに影響出始めて1ヶ月経った今の所感とかをつれづれなるままに書いておきます。
(RGRバレンタイン感想はアップ日付3月でしたが細かいことは気にしない)

 

今回は雑記、、、のつもりで書き始めましたが色々と鬱憤が溜まっていたのでナナステをダシにして好き放題本音をぶち撒けてしまいました。

世の中の基準でいえばたぶん僕は愚かな馬鹿者なんでしょうけど、みなさんは実際、現状についてどう思ってるんでしょ。

 

※ナナステについてぐちぐち言ってるのは最後の段落だけなのでそこだけ読みたい人は飛ばして下さい 

 

 

■近況

2月末に参加予定だったイベントが続々中止・延期発表された直後は正直けっこう心が参りました。


一応こんなでも平日は毎日出社してPCと向き合ってキーボードを叩いてるわけですが、そこに生き甲斐とかは一切ないです。週末の活動が人生の軸です。
仕事は結局やらなくちゃ生きていけないので『やり甲斐とか充実感とかも無いとこの先やっていけないのでは…?』と歳相応(20代後半に入った)に悩む瞬間もありますが、まぁ当分はこのままかと思います。

 

結果、イベントが無くなりどうなったかと言えばバスに新幹線に飛行機とそれはもう好き放題出掛けました。

 

3/7-8 オタクを訪ね新潟、約束の地SSA(これは地元近いけど)

 

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3/14-15 WUG衣装展示を見に大阪、仙台

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3/20-21 人が少ないのを見たかったという理由だけで奈良、京都

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最近面白おかしく取り沙汰されているらしい”ウイルスを蔓延させる奔放な若者”の見本みたいですね。
テレビのワイドショーなんて見ないからTwitter情報でしか知らんけど。


コロナとは無関係に常軌を逸した行動力なので、どれだけ参っていたか知れるというものです。

 

暴れまわった甲斐あって取り敢えずコロナ自粛ロスからは脱却できました。
余談ですが在宅に備えて先月末にPS4ペルソナ5スクランブルを購入しましたが、結局自宅にいなすぎて未だにシナリオクリア出来ていません。

 

3月最後の週末は家で大人しくゲームしてアニメ見て過ごせたので多分しばらくはこのスタイルで生きていける自信がつきました。

 

 


■参加予定だったイベント
日付 状態 イベント名
3月6日 中止 アイカツオンパレード!ユニットライブツアー ユニパレ!DX 1日目【ナイトタイム】
3月7日 延期 Run Girls, Run! ホワイトデーイベント!!! ~♡Give me♡~
3月8日 中止 TVアニメ「ネコぱら」 OP・EDテーマ発売記念リリースイベント AKIHABARAゲーマーズ本店
3月8日 中止 アイカツオンパレード!ユニットライブツアー ユニパレ!DX 3日目【ナイトタイム】
3月16日 延期 森嶋優花バースデーパーティー もちもち♡マニュアル~これからもよろしくね~
3月17日 実施 「ナナステ☆スイーティブストーリーズ 〜起源・永遠の願い〜」一般発売開始直前!トーク
3月21日 延期 堀越せな生誕祭+デビュー4周年記念ライブ
3月21-22日 中止 AnimeJapan 2020
3月29日 延期 AT-X Anime Tunes 2020
4月1-5日 実施 ナナステ☆スイーティブストーリーズ 〜起源・永遠の願い〜
4月4日 延期 PENGUIN RESEARCH LIVE 「FIVE STARS JOURNEY」
4月19日 中止 NICONICO CH FESヒルズ荘&RGRさんよん公開収録~ななピとみなモードの先輩番組から学んでみた~
4月25日 未決 NonSugar スペシャルイベント「約束のてへペロピタですわ!」byプリパラ 大阪公演

 ※AnimeJapanは未発表のランガ出演があった見込みで

 

こう俯瞰して見ると、調整が効かない大型イベントや出演者の多いライブは中止、それ以外は一先ず延期宣言という方針がよく分かります。

 

並べて見てもユニパレDX中止が抜きん出て1番ツラかったですね。
アイカツのアニメ内ユニットをフィーチャーした地方4ヶ所のライブツアーで、その大楽”DX”として東京3Dayが設定されていましたが地方ラストの大阪と東京がトびました。

 

どの会場も需要に対して絶望的にキャパが小さく、予定が合わないのもあって自分は東京しか参加できない予定だった+入手困難だった3日目のチケットを入手できた直後だったので殊更ダメージが大きかったです。

 


ランガの案件も軒並み壊滅です。
ネコぱらの主題歌リリイベもあっさり中止になってしまい「そこは延期しろよ!」と言いたくもなりましたが、リスケの難しさや販促のための無償イベントだったことを考えると現実的ではないのでしょうね。

 

ノンシュガー大阪はまだアナウンスがありませんが、情勢から言って4末にどうこうなるとも思えないので個人的には既に諦めモードです。

 

ナナステのド平日昼間トークイベがありましたが、もし無ければ5年ぶりくらいの0イベント/月だったようで。


最近は苦肉の策として無観客でのライブ配信などがとても増えてますが、実際アレどうなんでしょうね。


当初は行く予定だったもの、そうでないものを含め物珍しさと興味で見たりしてましたが、正直ぜんぜん面白く無いんですよね。
提供のされ方が「中止になったイベントの代替」という名目な事が多いのでそういう目で見てしまいましたが、少なくとも現実のライブとは全くの別物なのは明らかです。

 

この状況によってライブ配信ビジネスの発展に期待を持つ声も散見された気がしますが、個人的には全く響かず残念でした。
やっぱり「無観客」というのがどうしても無理がありますね。演者もノリきれてないのが目に見えてしまいこちらもテンションが上がりません。

 

ある意味、この自分の感想は昨今のライブビジネス隆盛を考えればその証左といえるかもしれません。
同じ配信でもVRライブとかで出来るならまた違うと思うので今後に期待したいです。

 

■延期して本当に開催できるの?

延期が決定されたイベントも既に代替日程が発表されつつあります。
上の表のイベントでもRGRホワイトデーが6月、もち誕が5月、せな誕が7月、ペンギンリサーチが8月に決まりました。
延期イベントだけでなく、5月以降のイベントも当然どんどん告知がされています。

 

ですが、小見出し通り、本当にその時期で開催できるのか…?という疑念はもう皆さん感じてるんじゃないでしょうか。


自粛とは真逆の行動をとっていた私ですが、人並みには新型コロナについて情報収集はしているつもりなので今の状況が1ヶ月や2ヶ月で終息するものではないということは察しています。


「三密を避けよう」という話はワクチンが完成するか集団免疫とやらを獲得するまで、つまり数ヶ月どころか年単位で付き纏うのでは?と調べていて感じます。
感染爆発とやらが起きてトーキョーが武漢や現在のイタリアのようにお終いになってしまえば悪い方向で早期終息なんて話も見ますが・・・

 

まぁ難しい話はよくわかりません。

 

もしイベントが再延期とかなったら、いや再延期ならまだマシで次は中止かもしれない。
そう思うと待っているファンの事もおそらく考えて、これだけ早期に代替公演を用意してくれたことが裏目に出そうで哀しいです。

 

5/4に設定された森嶋優花BD、そして5/16に決まった林鼓子BDが無事に開催できるか気が気ではない。

 

ライブどころか子供向けでない映画の封切りまで自粛になってしまいました。
Heaven's Feel Ⅲ.spring song、この様子だと桜が散る前に観るのは難しいかもと思うと本当に残念です。

 

もしも今のような状況が続くなら、そういう束の間の娯楽を扱う産業は一体どうなってしまうんでしょうね?

 

 


■イベントを決行するのも英断ではないのか?

ここからは99%ただの愚痴です。駄々をこねているだけと言われれば反論できません。
ナナステの話です。

 

今週、ナナステ☆スイーティブストーリーズ 〜起源・永遠の願い〜が "強行" されます。
今の社会情勢を鑑みれば確かに "強行" だと囁かれるのは無理もないと思います。

 

自粛要請直後に決行した東京事変が叩かれ、K-1SSA決行がボコボコにされたことも記憶に新しいです。
(事変の件は椎名林檎のオリンピック運営関与のこともありましたが)

 


今更ですが、未だに自分は「自粛を要請」という日本語に納得がいっていません。
辞書引け、なんて言い出すと言葉遊びになってしまいますが、日本人の陰湿な相互監視の習性を利用して自粛を強要するのは本当に汚いです。


自粛せずに決行すれば顔を真赤にして「遺憾の意」を示す政治家、非国民だと石を投げる民衆。見ているだけでうんざりです。

 

権利を阻害できない以上「要請」に留めているだけで文字ヅラで捉えるべきでないというのも、事態が楽観できない状況なのも理解はできます。


ですが、そういった興行を行うことが生業である人達に何の保証も無く、ただ「中止しろ」と叫ぶのは「野垂れ死ね」と言っているのと同義だとどれくらいの人が理解しているんでしょうね?

 

文章中であまり感情的になるのは良くないですが、熱を上げずにはいられません。

 


ナナステは再三に渡る注意喚起と、運営が講じれる対策の全てを以て "決行" されます。

 

「マスクを来場者全員に配布」には驚きました。
先日のゲマズトークの時もマスク着用が義務でしたが、基本持参でしたから。(一応持ってない人には配布があったらしい)


用意が本当であるなら、昨今のマスク不足の中9公演分の来場者全員に渡るだけのマスクの準備が如何に大変だったか察せられます。
アルコール消毒液ですら市販品は簡単には手に入りません。

 

 

向こうは”本気”です。


彼ら彼女らはこれが仕事であり遊興や娯楽のためにやってるわけではない、”英断”して中止すれば収入が無くなり生活が困難になります。

 

 

ところで、自分は平日当たり前に電車を乗り継ぎ出社してます。業務の必要上で打ち合わせや同僚とのコミュニケーションも対面で変わりなくしてます。


これは弊社がテレワークを導入できてないから、という事情もありますが何が違うんですかね?
少なくとも今自分が携わってる某社の社内システム移行はペンディングした所で誰も死なないと思うんですが。

 


もう全部ブチ撒けとこうと思うのですが、こういう状況で視界に入って一番イラつくのは「出演者のことを考えて中止しろ!」という輩です。


私としては『理解者ヅラしてんじゃねぇよぶち□すぞ◯◯共が』と半ギレになってしまいますが、当人達としては正論で本当に出演者の健康を慮っているでしょうし、もちろんその意見にも一理あります。
(※□、◯◯には任意の罵倒を当てはめてください)

 

なんで運営だけ悪者扱いなんですかね?辞退しないということは納得ずくの出演なのでは?違約金があるからとか?それを払うかも出演者の判断なのでは?仮に違約金あるならそれも契約の内だから仕方ないのでは?中止になったら出演者の収入減るが?そこも出演者のことを考えて運営が補填しろってか?

 


出演者も「出る」という決断をしているはずなんですよね。
リスクを飲んで。
判断材料は金か、関係者への義理立てか、事務所の意向か、頼まれて断れなかったか、楽観しているだけか、やる雰囲気だから降りるとは言い出せないか、ステージを成功させたいという尊い意志か。


そんなのは当人たちにしか分かりません。
ともかくこんな状況である以上、伸るか反るかの判断は流石にしているはずでしょう。

 

だからこそ、その判断を尊重するのがオタクに出来ることかなと僕は思いますけどね。

 


そしてそれはナナステ自体そのものにも言えます。

決行したことで浴びる公演前後の批難。余計に掛かるコロナ対策のコスト。
そして何よりも、感染者が発生するリスク。


もし感染者が発生したらそれはもう鬼子が如く、ナナステのナの字も知らない誰も彼もから猛バッシングされるんでしょうね。
オッドの悪名が余計に広まってしまう

 

でも結果としてそのリスクを飲み込んでやると決めたならもうそれは「いいじゃん、やろうよ」です。

 


ただ、現状では希望者へのチケット払い戻しが無いのは良くないですね。
週末にまた都内への移動自粛宣言があるかも分かりませんし、そこは折れざるを得ないところだと思うんですが、この状況で決行する肝が据わってるだけあります。

 

他にも、中止されない以上は「演者が人質に取られて行きたくないのに行かざるを得ない」というオタクの破綻行動を誘発させてしまってます。

まぁこればっかりは推しだとか吐かすならグダグダ言わず心中しろやって感じですけど。

 

 

なんにせよ、批難の嵐になると重々承知の上で主催も演者も準備を進めてきた舞台、僕はとても楽しみです。