イベント備忘録

セトリと感想の覚書

やってみたら?夢はおわらない!

 

みなさん、ごきげんよう

水色えぬつーです。

 

 

 

 

終わってしまいましたね、プリチャン。

 

一口に ”終わる” といっても色んな意味がありますが、この場合は3年と2ヶ月続いた放送が終了するということを指してます。

今後は新シリーズ発表、筐体の稼働終了、グッズ展開の終息などの”店仕舞い”が続いていくのでしょう。

プリティーシリーズ終焉

まぁ最近のグッズ展開とか見てるとオールスターズがプッシュされてたりライブも決まってるので急にぱたっとプリチャンを見なくなる、ということは考えづらそうではあるのが救いです。

 

 

確認してみるとプレス発表会が2018年1月24日のようなので3年と半年弱。

大きなシリーズであることを鑑みてもまさか3rdシーズンまで続くとは。

プリパラや初代アイカツなんかは4年近くやってましたがどちらも主人公交代してますし、W主人公とかのテコ入れもなく3年間やってるのは純粋に驚きです。

セオリー的に人気があっても新規層に興味を持ってもらう為に2年程度のサイクルでリニューアルが必要なんでしょうね。

自分は詳しくありませんが、ゲーム筐体の寿命も関わっていると聞いたことがあります。

 

 

そういった大人の事情的な部分、そしてなにより周囲の評判や人気的にもまさか・・・なんて失礼な言い方ですが、こんな大長編になるとは。

いつしか毎週日曜日のプリチャン放送は自分にとって日常と化していて、それはプリチャンの作品性に通じるものがあるように感じてなんだか面白いです。

 

そんなこの3年間、ほぼ常に隣り合っていたキラッとプリチャンについて、それから自分としては切っても切れないRun Girls, Run!についても交えながら綴っていこうと思います。

長いです。お時間ある方はぜひご自身のプリチャン遍歴も振り返りながらお読み頂けると幸いです。

 

 

放送前

 プリチャンが公になったのは2018年1月24日のこと。

なんかツイートしてるかな、と遡ってみても言及してるのはこれだけでした。

この日前後はWUG東北六県ソロツアーの当落に気をもたげていたようで、まだRGRのプライオリティは高くなかったんだなぁとしみじみ。

 

そうRun Girls, Run!

僕の中でプリチャンというものは、もっと言えばプリティーシリーズというものはランガに付随してくるものという認識は今も昔も変わりません。主従で言えばランガが主でプリチャンが従。

 

当時はアイドルタイムプリパラが放送中。シリーズ新作「キラッとプリ☆チャン」発表はすなわちプリパラ終了の報せでもあったハズで。

i☆Ris澁谷卒業公演にもちょいちょい書いたんですが興味無かったんですよね、プリパラ。

i☆Risのワンマンに初めて参加した話 - イベント備忘録

興味ないっていうか避けてた。

 

なので正直どうだったか全然覚えてないですが、大きな騒ぎになっただろうことは想像がつきます。

まぁOPもMemorialに切り替わってて(あープリパラも来るべき時が来たんだ)くらいの印象を抱いたおぼろげな記憶。

 

 

主題歌アーティスト、さらに主人公・主要キャストに抜擢ということはプリパラ:i☆Risの構図がプリチャン:RGRになること示してるわけで、まだ新章が終わったばかりでWUGがぴんぴんしてる(と皆思ってた)頃だったので「先輩の開拓した道をしゃぶり尽くすプランえげつねぇ~~~」とビックリしてしてしまいました。

 

正直に言えばプリパラを避けてたくらいなので「ランガがプリチャン背負います!」と急に言われても(えぇ…)という感じで全然気乗りしませんでしたよ。はい。

RGRはWUGの後輩、という大前提で応援していたのでプリティの方と繋がりが深くなると色々面倒だなぁ、というまぁ~~~失礼な考えでした。

 

 

多分こんな失礼なことを考えていたのは僕くらい…とは思うんですが、この舵の切り方を見て(あぁ、ランガってそっちの子なんだ)みたいな認識がワグナーに広まった結果思ったよりワグナーが付いてこなかったんじゃないかなーというのは今でも思います。

 

大昔に「i☆Risがプリパラ専属になって初期ファンが離れていった」みたいな趣旨のブログを読んだのを何となく覚えてます。

グループをコンテンツに結びつけるのは確実に一つの強みになりますが、興味が無い人はグループへの興味も失わせてしまう諸刃の剣。

このデメリットはavexとしては完全にWUGとi☆Risで踏んでいる轍なわけで、ランガはその先輩ユニット達の恩恵による両輪で初期ファンを獲得していくのはなかなか賢いなと感心していました。当時は。

 

すっかりランガの昔話になってしまいました。

 

1年目

そんなわけで4月にプリチャンの放送が始まるわけですが…。

放送始まった当時どうだったかなーというのはあんまり覚えてないんですが、少なくとも自分はアニメ見てハマり込むということは無かったです。

内容についていえばこの頃は「やってみた!」テーマということで、単発企画を軸に1話完結回が多く(いつりんかは加入するんだろ)とぼんやり考えてたくらいでしょうか。

 

曲はすごく良かったですね。

レディー・アクション!

ワン・ツー・スウィーツ

スキスキセンサー

Play Sound☆

……最初期だけでもコレで、さらにキラリ覚醒、SCSG、コメシル、フォーチュンカラットが続くわけですが、贔屓なしにヤバイ曲のオンパレードです。

現在は曲も増えて迷うところですが、今でもキラッツとメルティックでそれぞれ1番好きな曲はSCSGとコメシルな気がします。

なんか1年目は元気一辺倒だけでない、明るさの中に切なさや懐かしさを感じさせるような調べの曲が多かった印象があります。

 

 

ランガの活動で言えばこの時期はキラッとスタート/プリマ☆ドンナ?メモリアル!のリリースがありました。

Green Leaves Fes.もこの辺。フォロワーにキラッとスタートを押し付けて回ったのも懐かしいな。30枚くらい配り歩いた。

 

 

潮目が変わったのは6月。

そうWUGの解散告知です。今年もぼちぼち来ますね、6月15日。

 

寝耳に水・青天の霹靂といった感じで、ランガ的に考えるとデビュー作だったWUG新章の続編とかの見通しが一気に険しくなり、始まったばかりのプリチャンと明暗がクッキリ別れた形に。

 

2018年のプリチャン関係イベントは被りでほとんど行けず。

原宿のRGR1周年のミニイベントやらオータムツアー、ウィンターには参加できずセインツが揃った姿は拝めませんでした。

プリチャン関連、と言えるようなライブで唯一行けたのはアニメJAM2018くらいだった気がする。

 

 

そんな感じでしたがプリチャンのアニメは見続けていました。

物語としてはりんかの加入、めるの登場、キラキラのお姉さんことアンジュの正体やゲストキャラのあいら出てきたりとイベントが沢山あり、エピソード個々で見ていくと良い回がたくさんあった気がします。

未だにTLでしばしば見る、半ば伝説と化したサマーメイドコーデも2クール目ですね。

 

こう、各話タイトルとあらすじを今振り返ってみると良いように思えるんですが……いかんせん話の進みが遅いんですよねプリチャン。

りんかの加入が15-16話、める登場が23話という辺りが顕著かと思います。

 

プリリズRLならハッピーレインは1クールで結成してライブ、ベルローズとの確執についても2クール目で決着します。

プリパラも1クール目はそふぃの勧誘からのソラミ結成まで、14話にはシオンが登場してドレシ結成からNO D&D codeを披露する圧倒的スピード感。2クール目はキャラを掘り下げつつ大神田校長の暴走→らぁらママとの友情エピソードでオチを付けたと思ったすぐ次話にはファルル&ユニコンが登場します。

 

こう比べるとプリチャンが如何にゆったりしているか。

話を詰め込みすぎない、1話完結のドタバタイベント回が多い、といった辺りがプリチャンの特色だと思います。

 

後知恵的な理解なんですが、こういったシナリオ進行速度の違い、1話ごとの密度の濃さで測って「プリチャンはつまらない」と判断するのはいささか ”浅い” と言わざるを得ない。

 

上手い喩えが浮かびませんが、プリチャンって日常アニメなんですよね。

(先週どんな回だったっけ)と思い出す必要はあんまり無いし、(続きはどうなるんだ!?)と逸るような複数話に別けた話もほとんどない。

流石に大きな話の筋はあるもののせっせか進めたりせずに「あ、そういえば今そういう状況だったね」くらいのノリで日常回の合間に進行する。

 

 

全話きちんと見なくても大丈夫、混み入った人物相関や伏線なんかはそもそもキッズアニメに不要だと思うんですよね。

もちろん具体的な対象年齢によるんでしょうが。

 

自分が幼稚園だとか小学生だった頃を振り返ってみるとアニメをきっちり毎週見るなんてこと無かったと思うんですよね。見忘れたり録画に失敗してたりで。

今は配信が充実してるから本当に見たければ親に頼んでネットで見逃し回を見れそうですけど、子供時分から思いだすによっぽど好きなアニメじゃなきゃ気にしないか見忘れたこと自体を忘れそうです。

まぁすべて憶測なわけですが、そう大きく外れているとも思いません。

 

複雑な話なんか要らん、と書いといてなんですが逆を言えばお話が理解できない程度に複雑でもビジュアルで心を掴めるのがアニメの強みと言って良いでしょう。

 

一緒に見る親御さんにも興味を持ってもらったり飽きないような工夫として、少し複雑な話や大人にも共感を得やすい話にする、というのは聞いたことがあります。

そういう意味でプリチャンは敢えてそういう方向にはしなかったのかなーと。

 

 

…とまぁ何かとプリチャンが批判されがちな部分の擁護を書いてきたわけですけど、正直1年目を見ていた時はここまで考えているはずもなく。

ぶっちゃけ(なんかプリパラを薄めたみたいなアニメだな~)くらいにしか思ってませんでした。浅ぇオタク。はい、私のことです。

 

 

そんな感じでプリチャンに大した愛着もないまま遠く岩手の地でウィンターライブのSeason2発表を大した感慨もなく確認してる内に1年目は終了。

なんか振り返ってみると自分がnever-ending!!にそこまで愛着無いのもここら辺が原因かも。反省。

 

ランガの方ではGo! Up!スターダムやBreak the Blue!!が発売したり、ANIMAX MUSIXクラウドファンディングやガーリーエアフォースの放送などあってかなり勢いのあった時期のように思います。

あとこの頃ミルキィホームズとWUGが解散しました。南無。

 

2年目

んで時代も平成から令和に移りかわったプリチャン2年目。

1年目について散々ひどいことを書きましたがプリチャン2nd Seasonは一味も二味も違いました。

 

まずだいあ、まりあ、すずの登場。

特に前2人は「地に足ついた物語」を標榜していたであろう1年目から考えると、常識という概念からいくらかはみ出したぶっ飛びキャラでした。

バーチャルじゃない方のだいあ、虹ノ咲さんも色んな意味で目を惹くキャラで、それぞれ魅力的な新キャラだったのと単純にメインキャラが増えたことによりお話の深みが増しました。

 

そして2年目、というかプリチャン全体を通してのテーマだと個人的に考えている「個性の尊重」。

まりあとすず、かわいいとかっこいい、相反するように見えた互いの個性を認め合うリングマリィのエピソードは素晴らしかったです。

そんなリングマリィの曲はインディビジュアル・ジュエル。individualの意味は「個」。”バラバラだからこそ キラキラ”素晴らしい歌詞ですね。

 

これは余談of余談ですが、アイカツフレンズに「個x個」という曲があります。

「きみかけるわたし」と読みます。

この曲はハニーキャッツというコンビの曲で全然違う二人だからこそ輝ける!という趣旨で非常に近しい部分があります。余談でした。

 

 

何といっても2年目の大きなトピックは各キャラのソロ曲です。

ソロ曲は急に披露されたりすることはなく、基本的に個々のキャラクターについてエピソードを通して掘り下げられた成長を踏まえて披露されます。

こういったキャラのソロ曲披露回(=お当番回)が配置されていることによって、1年目の一話完結回の多さによるメインシナリオの停滞感が払拭されています。

放送当時は一体いつ誰の曲が来るのか、やきもきしたものです。

 

この強みが最も活かされたのはえもとあんなのエピソードでしょう。

物語的にはソロ曲の披露≒ジュエルドレスの獲得という状況で、ソロ曲をやってもドレスが貰えない二人。

信じてマイペースを貫くえもと自信家である裏返しに獲得できないことの焦燥が募るあんなの対比はこれまでのプリチャンからは想像もできないようなヒリつきを見せていました。

そんな所までレインボーライブを踏襲しなくても…

そこからのツヨキ!ツインテールズにはド肝を抜かれました。

 

 

2年目の盛り上がりにおいて外せないのが虹ノ咲だいあ/(バーチャル)だいあの成長エピソード。

”普通の子”という味付けで視聴女児に寄り添うように作られた桃山みらい(?)に対して、引っ込み思案で一歩が踏み出せない、みんなの輪に入っていけない、という普遍的かつ身近な悩みを持つもう一人の主人公でした。

 

1年目はレジェンドアイドル/現デザイナーとして登場した七星あいらに対し、2年目のスターシステムで出てきた幸瀬なるの絵本作家という設定を活かした部分でもありました。

話の中心には置かず、でもシナリオの核心には関わらせるという観点で設定を活かしていて上手いと思いました。

 

そして虹ノ咲さんがみんなの輪に入れるようになって大団円、とは行かずに今度は背中を押した側だったバーチャルだいあの方にスポットが当たっていくというのは天才的な仕掛けでしたね・・・。

OPのキラリスト・ジュエリストが部分的に変わる演出も非常に巧みでした。

 

バーチャルだいあとはそもそもどういう存在だったのか、という設定もそのまま3年目のマスコットに活かされているのも素晴らしいです。

 

 

物語終盤、個人戦「ジュエルコレクション」ではソロライブを行う各キャラクターがこの1年の成長を振り返る独白から始まるというレインボーライブをリスペクトする形式になっていて、ここまで考えて話を組み立ててきたのかと驚かされました。

 

2年目はとにかく曲が多かったのも良かった。

ソロ曲に加えてユニット曲、デュエットやバージョン違いもあり更にはEDも1年目のALLわーすたからキャラソン(じゃんけんキラッと・Brand New Girls)に盛り沢山でした。

 

 

 

1年目を見ていた時はぶっちゃけ(内容もこんなんだしプリパラの亡霊が暴れまわってるしどうなることやら・・・)なんて思っていたので、プリチャンは2年目で息を吹き返したと勝手に思っています。

だいあのシルエットとか初報でらぁらでテコ入れ?とか言われてたし…

 

 

ところでnever-ending!!の終わりそう感ヤバかったけど切り替わったのは2年目発表後。

2年目後半OP:キラリストはなんかモブ含め全員大集合してたり爽やかな青空バックだったりして(やはり2年目で終わりか……?)と固唾を飲んでいたので、2019Winterライブで3年目が発表された時は本当に胸を撫で下ろしました。

 

 

 

2年目はたくさん語りたい所があったのであんまりランガの話は挟めませんでした。

 

ダイヤモンドスマイルとキラリスト・ジュエリストが収録されたShare the lightのリリース、らんがばんの放送や2周年ライブ(と京都公演)や2年続いてのプリパラ合同オータムライブツアー・Winterライブと色々ありましたね。

この頃にはソロ曲がモリモリ増え始めてたのもあり(プリパラは春先にフレンドシップツアーやってるんだからいい加減プリチャン単独ライブをやってくれよ)とイラつきが募り始めた頃ですね。(個人の感想です)

ランガとしても夏のライブツアーが無く単独公演だったりで、けっこう不満が溜まっていた時期かもしれません。

 

個人的にはWUGやミルキィを追いかけるのに躍起になっていた前年と違い、完全にRun Girls, Run!一本に切り替わった1年でした。このブログをちゃんと書くようになった(?)のもこの頃。

もうすっかりランガはプリチャンの人だなと思いつつ、そこは割り切ってWUGプロジェクトが遺したものとして最期まで見届ける決意をしました。

 

そんなこんなで超名盤Share the lightも完成して……という所で無情にもコロナ禍に突入。無念。

 

 

3年目

いよいよプリチャン3年目。ラストシーズン。

5話目にして制作の都合によりセレクションに差し替えられてしまうという事態からのスタート。

最初の緊急事態下、セレクションもけっこう長引くのかな…と不安に思っていましたがセレクション5で終了して2ヶ月空けて本放送復帰。

関係者さん達の血の滲むような奮闘が裏にあっただろうことは想像に難くない。ありがたいことです。

 

キラッCHUがアイドル。いや、は?

キラッCHUがCV:山下七海。いや、え?

各グループのマスコットのCVは山下七海田中美海大森日雅。いや、おーい?

 

1年経ってみて、なんか↑の事実を普通に受け入れてるのがちょっと不思議な気分です。

かなり衝撃的、というか露骨というか。

キラッCHUの美少女化て。

CV:林鼓子(ダミ声)のキラッCHUは?

 

もうなんか当時はツッコミどころしか無くて呆れてしまっていましたが、結果から言えばお三方の演技が役にフィットし過ぎていて誠に申し訳ありませんでした。といった感じ。流石プロ。

 

急に街が遊園地になったりとか明らかに双子っぽい新キャラとか太陽と月で対になってるマスコットとか、3年目も設定盛りだくさんでそんなこと気にしてる暇もなかったとも言える。

 

最初のメルティックのライバル宣言とか面白くなりそうな雰囲気あったんだけど、ちょっと活かしきれてなかった印象なのが残念でしたね。なんかそこもプリチャンらしさあって思い返すと微笑ましい。

 

当然ながらマスコッツやアリス・イブの姉妹について時間を割かないといけない都合上、既存キャラをメインに据えた回が少なかったのが少し残念な気がするというのは、流石にワガママでしょうか。

そんな中でも117話「ハッピーバースデー!えもちゃん友情のプレゼントだッチュ!」と143話「イメチェンさら様 ドキドキふわふわだパン!」のような、最初期のみらえも、あんさらの幼馴染コンビに焦点を当てた回をやってくれたのは嬉しかったですね~。

終盤でやった146話「グッバイ!める様宇宙にいっちゃうパン?!」もこの分類。

劇中ライブがそれぞれレディーアクション、Play Sound☆、コメシルでなかったのが惜しいですが……大人の都合だと思うので脳内補完しておきます。

 

 

個別の回でいうと118話「キラッとあつまれ!プリティーオールフレンズだッチュ!」はとても特別な回でした。

プリマドンナはRGR名義の曲ですが、ライブCG含めあるべき姿を見れて全プリティーファンが歓喜したんじゃないでしょうか。

 

オールスターネタのトピックだと激川ゆい&ゆいのマスコット、ことクマさんらぁら。

アイドルタイムのみあに始まり全主人公キレイに消化しきりましたね。

ネタで「これクマがアイドルマスコットチェンジしてらぁらになるやつじゃん」て言ってたのがまさか現実になるとは。

チクタクに留まらずメキッメキッまでやるとはしょ~じき予想してなかったっス。

ゆいは出てくると他のキャラを完全に食ってしまっていたので扱い難しそう…。

 

 

そして何よりプリチャン3年目最大のサプライズ要素といえばおしゃまトリックスのデビュー!!!!!

本当にまさか、というか今でも信じられないくらいです。

ひかり……加入しろ。未だにおしゃまがプリンセスになれなかったのは”おしゃまトリックス・ひ”が完成しなかったことが敗因だと思ってます。

 

そんなおしゃまが入れなかったアリスとイブが統合されて空いたエリアのプリンセスを掻っ攫っていったダブルだいあ。これも後半にだいあがどう絡んでくるのか、予想していなかったのでビックリしました。アナザーだいあちゃん、消えてなくて良かった。

まさか表裏のだいあ2人でMEMORIES FOR FUTUREという2年目の象徴的な曲のアレンジを引っ提げてくるとは。

 

 

 

後半の話の軸となるアリスとイブ、ソルルとルルナ。

二人が双子、というのはメタ的にまぁ一目瞭然なんですけどけっこう引っ張りましたね。

方や大道芸人(?)、方や財閥社長と個性や得意分野も違う二人が協力してお互いを受け入れるというのは2年目同様。

そこに更にマスコットとしてアイドルの幸せを願うあまり独善的に管理しようとするルルナとの和解という軸が加わりました。

 

ルルナ、3年目の新キャラでいえばキラッCHUの次くらいに美味しいポジションだったのが面白かったですね。

キラ虐、○○を欲しがるキラッCHU、マ偉人など、謎のミームが生まれては過ぎていったのも既に少し懐かしいです。

メリメリファンタジ~ァ!!!!イェア!!!

ユニコーンになってしまった…(?)

もあれほど広がるとは。

パッと思い出せるだけでねこさんですねぇ!とかめるめる食い逃げとか、放送中見ていた人間でももう忘れてるような謎ミームが沢山ありました

 

こういうのは覚えとくほどのモンじゃないですけど、ふっと振り返った時にフフッとなるような他愛ない良い思い出ですね。

 

マスコット関連はメインの5人+だいあ&アナザーだいあだけでなく、1期で出てきたアンジュのハクッCHO、りんかというか脚本の福田さんのシルクちゃん、果てはおしゃまにあてがわれたバグッCHUまで漏れなく人型=アイドルマスコット形態が用意されたのも大きなサプライズでした。

散々ネタというかオチのような扱いだったシルクちゃん。シルク→絹→蚕→繭として成虫の形態があるという設定は最初どこまで考えていたのか気になるところです。

 

 

脱線しました。

ルルナの理想はプリチャンの初心、根幹である

「やってみなくちゃわからない」

「わからなかったらやってみよう!」

に立ち返らせてくれる、まさにプリチャンのラスボスに相応しいテーゼを投げ掛けてくれました。

マスコットが人工知能かどうかは何とも言えない部分ですが、AIによる人類の管理とか、あるいはインターネットが普及した世の中で子供を危険から守る方法ですとか、そういう観点から見てもけっこうプリチャンらしい野望だったんじゃないでしょうか。

ルルナルールのことデスティニープランだとか言ってたらSEED続編決まったの笑う

 

ソルルの方はいろいろ怪しさプンプンでしたがミスリード。ただの陽気なねこさんでした。

 

152話にしてソルルナがバーチャル世界からやってきた存在であることが明かされて、いよいよ”プリズムの使者”だの何だのと言う人たちがいますが、まぁ世迷言だと僕は思ってます。

設定とかはともかく、シリーズ共通のお約束として超越的な存在が出てくるけど最終的にアイドルが集めた”煌き”、プリチャンで言えば「いいね」が上回っていく、というのは様式美として綺麗だなと思いました。

 

 

結果的にコロナの影響で遅れた2ヶ月分を補填する形で終了が3月末→5月末に、本来の想定だったであろう153話で完結と相成りました。

キッズアニメは切り替わり時期が大事だしもしかして短縮になるかも…。。。とズレた時には不安に思っていました。

実際、同時期のヒーリングっど♥プリキュアは短縮となって45話になるなど影響があったようですが、プリチャンは3年目も51話放送してくれました。

 

単独シリーズとはプリパラの140話を超えてシリーズ歴代1位になるとは、よもやよもやだ。

 

 

プリチャン3年目のライブ関係、そしてこの年のランガの活動はコロナもあって踏んだり蹴ったりでした。

それでも何とか出来る範囲のことをやろう、としてくれているのは明らかで、そう理解しているつもりでいても心無い言葉や不満がつい漏れ出てしまうことに反省するばかりの日々です。

 

 

初のプリチャン単独がオンラインで配信だったっていうのも、なかなか趣深かったですね。とりあえず現地単独決まって良かった。

 

2020Winterライブ、プリ10thフェスも無事に現地開催できた。

世間は相変わらずの状況ですが、ライブイベントについてはノウハウも貯まって個人的な肌感覚としては延期や中止に怯えることも少なくなってきたかなーと。

現地+配信の形式も普及しつつありますし、上手くマネタイズできるなら今後もこの形式で住み分けしていって欲しいです。

 

 

 

ランガも1stアルバム発売という一大イベントを潰されてしまったのが痛かったですが、各種オンラインリリイべにオンラインライブ、念願の現地イベントと地道に頑張っていると思います。

時折不満に感じたり、他所と比べてしまうこともありますが、期待の裏返しでもあります。

きっと精一杯やってるんだろうと思いつつ、もっと、もっとと求めてしまうのが人のサガですね…。

まぁ不満や文句を言ってる内は未練があるわけだし、まだマシでしょう。いなくなるオタクは無言で消えますからね。

 

 

 

とりあえず中止になったリリイべの振り替え決まりましたし、ランガメンバーのTwitter開設とかいろいろ動きはあるので期待したい所。

 

 

 

なんかプリチャンの話に後から取って付けたようにランガの話をしてきましたが、自分にとってはプリチャン=Run Girls, Run!で。

Run Girls, Run!は7月末で結成4周年となるわけですが、その内3年以上はプリチャンと共にあったわけです。

 

いや、本当に気付けば遠い所まで走ったきたもんだ。

ランガにとってもプリチャン放送終了は、僕が言うまでもなく大きな節目となります。

 

 

 

やってみなきゃはじまらないよ!

……、

ほんと何度も言うけど未だにプリパラ全話見てないし。ADはプリチャンにあいらが出るから見たし。DMFは結局見てないし。

 

RLはプリティーシリーズの枠を越えて本物の神アニメです。

キンプリも大好き。

 

 

そんな自分がプリティーシリーズ10周年を祝うイベントに行って楽しんでる。

いやマジで楽しかったです。嘘偽りなく。

”10周年を祝うイベント”ていう題目に疑問符があるだけで。

 

この期に及んで冷めたことを言うと「情が移ってしまったなぁ」という気分ではあるんだけど、でも何か、本来は繋がり得なかった自分とプリティーシリーズというものの縁をRun Girls, Run!が結んでくれたと思うとそれはつまり「エモい」ってやつなんですよね。きっと。

 

 

 

ほんと。書いてきた通りプリチャン1年目の時は何とも思ってなかったのに、純粋に面白かった2年目で惹き込まれて、いつの間にかプリチャンが大好きになってしまっていた。

 

毎週惰性で流し見たり、何話も溜まってしまってから渋々見たりしていたのがいつの間にかきちんと毎週、楽しみに見るようになっていた。

 

ライブイベントが活発だった頃は朝10時に自宅にいないことも多くて、出先の移動中や物販列や入場列でタブレットを使って見ることも多かった。いま見返しても(あぁこの回はあのイベントの時にあの場所で見てたな…)というのを思い出せる。

 

いつの間にかプリチャンは自分にとって”日常”になっていた。

 

 

外が明るい。鳥の鳴き声が聞こえる。これを書いてるのは最終回当日の朝6時。

放送まであと4時間。いよいよキラッとプリ☆チャンが最終回を迎える。

 

たぶん最終回もいつも通りのプリチャンなんだろうな、と思う。

脚本家の考えた茶番でキャラ同士の掛け合いで笑う。他愛なくてツッコミどころ満載だけど(あぁプリチャンだなぁ)で流せてしまう、20分とちょっと。

 

 

 

 

終わって欲しくね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

 

 

 

このブログをアップロードしてる時にはもう最終回終わってるわけで。なんか信じられない。プリチャン、マジで終わってしまうのか…?

たぶん次回作が発表されずに猶予期間があるから尚更そう思う気がします。

 

 

まぁ終わる終わるつっても最初の方に書いた通り、急にコンテンツ供給が止まるわけでもなし悲観する必要は当面ないんですけどね。単独ライブもあるし。

 

 

なんか読み返すとキャラの好みみたいなの全然書いてなかった。

厚木推しだけどあんまりりんかちゃん好きじゃありません。初期は可愛かったんだけどなぁ……

強いて挙げるならめるめるが好きです。

ビジュアルだけで選ぶなら実は明日香ルゥが好き。次点でアリス。

推しユニットはキラッツ……て言いたかったけどゴーゴーマスコッツ!😭

プリチャンの亡霊になればマスコッツの追加曲と単独ライブ出来たりしませんか?無理?

 

 

こんなまとまりのない駄文を最後まで読んでくれてありがとうございます。

あなたにとって「キラッとプリ☆チャン」とは、どういう作品でしたか?

いい機会なので顧みては如何でしょう。

 

終わりは始まり。

お別れもきっと一つの門出。

 

ときめくみらいに、羽ばたけプリチャン!だもん!だよ~んチュッ!ッパン!ラビ!