イベント備忘録

セトリと感想の覚書

15万円払って推し女性声優が俺の家まで来る直前にグループ解散が決まった話

ごきげんよう。水色えぬつーです。

みなさん元気ですか?私は元気です。

 

色々あってどこがどこを修飾してるのかわからんラノベみたいなタイトルになりました。

 

 

告知

とりあえず先に宣伝とオチを書いときます。

rungirlsrun.jp

今から話す俺の推し、厚木那奈美ちゃんが所属するグループ「Run Girls, Run!」が7/31(日)仙台、8/13(土)大阪、9/25(日)東京でライブツアーをやります。来てね。

 

 

んで、そのRun Girls, Run!は来年春をもって解散することになりました。

今回のオチ。や、まだオチてないが。

 

日付を見ればわかると思いますが9月までのツアーで活動終了というわけではないので予定合わないな~という方も春までにはご縁があるかもしれません。

頭の片隅に置いてくれるとオタク冥利に尽きます。

 

みんなこういう宣伝って最後に書くけど最後まで読んでくれるとは限らないからね~。

以上、告知でした。

 

 

 

本題

koteijing.hatenablog.com

 

バズってた湖底氏の接近レポ。

これを読んでいる貴方が既読か分かりませんが、知っているならタイトルでピンと来たかもしれないですね。

そう。なにを隠そう私もそのクラウドファンディング(以下CF)の支援者の一人でした。

 

上述のレポを読んでいる方はご存知でしょうが、まずは自分なりに経緯や考えていたことなんかを綴っていきたいと思います。

 

いま書いている7月末現在ではRun Girls, Run!の解散は決定事項となっていますが、推しが届けに来てくれる日程を運営と決める段階では当然知る由もなかったのが今回最大のオモシロポイントですね。

 

湖底人さん:

30万円でグループ3人を全員を呼んだ後3週間後に解散告知

 

ワイ:

15万円で推しメンバーを一人呼ぶ2日前に解散告知

 

 

シチュエーション面白すぎるだろ。

地獄かな?

そのへんの経緯についても触れていきたいと思います。どうぞよろしく。

 

 

前日譚

クラウドファンディング

 

発表を見た直後の反応。

以前から、というより結成当初から折に触れて「写真集を出したい!」という野望は語っていたのでついにやるのかーと。

 

まぁクラウドファンディングでやることにはついては大人の事情があることは察しましたが、欲しい人に届けるなら最善の手段だと思うので別に。

 

言いたくなる人もいるだろうから一応触れておくと、こういう(昔からの野望を叶えてたのは解散の前兆では……?)的なことは特に思いませんね。

そんなこと言いだしたらキリないし結果論なので。

 

 

 

5万?15万??30万???

 

ツイートの温度感はあまり高くないですが、内心ドッッッヒャ~~~~~って感じでした。

 

 

今までリリイべの度に積んできたCDの合計額を考えれば別に大したことない(?)金額ではありますが、さすがにそれを一度に!となると話は別です。

 

 

 

な~んて思いつつ、一応コストパフォーマンス的なことなどを少し吟味して開始10分後くらいには購入。

 

以下湖底人さんのブログから引用。

しかし、女性声優の接近相場を考えると実はそんなに割高でもないんですよね。

地下アイドル現場の特典会は1000~2000円で1分以上話せるのが普通だと思いますが、僕の経験上、女性声優は人気度合いにもよりますがシングルCD1枚(1300円)で10秒~30秒程度がスタンダードです。RGRはシングル1枚でお渡し会10秒×3人、アルバム(3000円~)でサイン会30秒(1人のみ)という感じでした。

コロナ禍になってからはZoom等を使ったオンラインお話し会も何度か経験しており、1on1なら30秒5000円が相場という感じです。

 

今回は30万円で15分間の接近なので、30秒あたり1万円。対面で3人全員と話すことができ、さらに囲みチェキと写真集*2が付いて、何より自分の好きな場所*3に呼び出せること思えばバーゲンプライスでしょう。地下アイドルで特典会のポイントを貯めたら(数万~数十万円分)メンバーとデートできるところもありますが、だいたい都内近郊限定だと思います。

 

女性声優3人のスケジュールを拘束し、3人+スタッフ分の交通費等がかかることを考慮すれば、赤字覚悟のファンサービスと言えるでしょう。

 

誤解のないように言っておきますが、RGRが普段からこんな高額のCFとか特典会をやっているわけではありません。アイドルと比べれば接近の機会はかなり限定的ですし、チェキに至ってはよほど特別な機会でないと撮れません。

 

流石に30万という金額には一瞬躊躇いましたが、「よくわからんけどたぶん買った方が面白い」という感情が勝りました。こういうのは迷ってると枯れるので考えるより先に買った方がいい。

 

ちなみに他のコースは、

・写真集に名前掲載のみ:3000円

・写真集本体+名前掲載:5000円

・全員サイン入り写真集:1万円

・オンラインサイン会(メンバー1人、3分間):2万円

・オンラインサイン会(3人全員、計3分間):2万円

・対面サイン会(1人、3分間):3万5000円

・対面サイン会(3人、3分間):3万5000円

・推しメンからの直筆お手紙:5万円

・メンバー1人が直接お届け:15万円

 

多少は金額に対して動揺しましたが、高額リワードを選ぶこと自体は即決しました。

面白そうなので。

問題は15万か30万か。

 

Run Girls, Run!はメンバー3人だけなので全員もちろん応援はしています。

 

いますが……やっぱり推しを贔屓したかった。や、というか推しメンだけの方が面白そうとも思いました。

 

 

成分的には

50%:推しメンを贔屓したい
35%:推しメンOnlyの接近の方が楽しそう
15%:いや30万は高ェーだろ!(本音)

 

 

・・・。


そんなこんなの打算をしつつ、どんどん減っていくCFのコース残数、後から告知に気付いたオタクたちの悲鳴、無くなったと思ったら補充される15万・30万コース、、、などの祭りとなっているTLを眺めていました。

予想通りすぐ売り切れた・・・と思ったら即追加されたり、実は締切直前に追加されたりしてました。

 

最終的な高額リワード購入者の人数は以下となりました。

15万円(推しメン召喚権):
6+3+3で12名(一応延べ人数)

30万円(グループ召喚権):
3+1+1で5名(一応延べ人数)

 

フフフ、怖いか?俺も怖い。

 

ケースバイケースですが、大体みんなこれらに追加して5万円の直筆お手紙コースなども注文しているわけで。

「はい、じゃあ今からCFやります!コースはこれ!よーいどん!」でこの額を払うオタクがこの現場には少なくとも20人近くいるということです。
まったく頼もしいぜ。

 

触れ損ねましたけどこのCF、事前告知無しで一日開始ですよ?
狂ってんのか。狂ってるのは俺らか、ガハハ。

 

 

というわけで15万+5万で20万円分のクレカ残高が月初に減りましたとさ。

 

 

余談ですが2018年に行われた衣装CFには(28kと19kの2コース)には19kの方で参加してました。諸事情で金欠状態だったので。

当時の集合写真

(支援者だけに共有とかじゃなくて公式からTwitterに晒されてます。なんでやねん)

 

 

後にメンバーから語られたことですが、この「直接お届け」のリワードの発案は彼女たち自身だったそうです。

「普段は会いに来てくれるみんなへ、自分たちから会いに行きたい」という願いから、普通に考えれば相当な無茶な企画が通ったとか。

 

 

実際問題、読めないスケジュールや予算的な問題は当然として、安全面や単純にこれらの権利を巡ってファン同士で諍いや確執が起きないか……などなど。

企画段階で問題は山積してそうですが、ファンへの信頼もあってGoサインが出たのかな……というのは希望的観測ですが、だとしたら嬉しいですね。

 

ある意味ではRun Girls, Run!のファン規模が余り大きくないが故に実現したとも言えますが……。

それを言うのは野暮というものでしょう。そういう部分も含めてすごく居心地のいい場所だったんですよね。

この辺の話は後ほどするかもしれません。

 

その後の経緯①

以上が2021年10月のこと。

まぁそこからナンヤカンヤありましたが写真集が完成しました。

 

しかし一向に直接お届けリワードの連絡は来ません。

 

 

当初は相応な金額と「直接あなたのもとにお届け!」と題するくらいなので完成したら真っ先に受け取れるのかと思いましたが、そんなことはなく。

 

実際問題スケジュール調整の困難さを考えればそうも言ってられないのですが、結果的に他のリワードでの写真集が(配送で)届けられ始めました。

 

15万だけ・30万だけの人は写真集が延々と届かないという事態になったりもしてました。どうせ別口で買ってると思うけど。

 

 

今回の本旨ではありませんが5万円の直筆のお手紙がもらえるコースはかなり嬉しくて出資して良かったと思いましたね。

 

自分は推しメンからの手紙一通のみでしたが、こっそりオタク同士で手紙の内容を見せ合ったら(他メンバーの手紙も欲しかったな……なんて書いてくれてたんだろ……)と古参心をくすぐられました。

 

5万円はお手紙だけでなくサイン会もリワードに含まれます。

楽しかった。(小学生並の感想)

 

 

その後の経緯②

以上のような感じで写真集が完成した3月の時点でリワードはあらかた消化されましたが、直接お届けは音沙汰なし。

それから「あなたのお名前を呼ぶお礼動画」についても届いてない状態でした。

 

 

CFの進行についてそこまで心配していないというか、まぁ踏み倒されることはないだろうくらいに気楽に構えていました。

 

待っていると4月末には直接お届けの候補日を確認するメールが来ました。

これに返答するも事態は進展せず…。。。。

 

(まぁ向こうにも事情があるだろう)くらいにしか思っていませんでしたが、この頃から自分と同じく15万↑を出資しているオタク達と「アレって連絡きた?」というやり取りを時々するようになりました。

 

お礼動画については5月末に到着。

 

 

進展の無いまま最初に述べたライブツアーも告知されてしまい、みんな内心(え、いつ届けに来てくれるんだ?)という宙ぶらりんの状態でした。

 

(もういっそツアー終わったあとで良いよ~)と相変わらず呑気に構えていましたが、6月下旬ついにリワード滞りの謝罪と候補日についてメールが。

 

実際に来るとなると平日休みが必要になるのでいったん返信は保留していましたが、7月半ばに「7/26-27」とだいぶ限定的な候補日を送ったところあっさり7/27に決まりました。

 

 

 

 

まさかあんなことになるとは露知らず。。。。。

 

 

 

 

 

「好きな場所に呼べる(離島など除く)」というあまりに面白い条項を前にいろいろと頭を捻りましたが、結局自宅に呼ぶことにしました。

※一応補足しますが室内はNGとのことなので自宅といっても玄関先とか敷地内です

 

 

地元の観光地、いろいろと縁のある仙台、あるいは推しの出身地の長野県。

 

候補はいくつかあったものの、やっぱり「直接お届け!」ですから。

ここは俺の家に届けて貰うのがシンプルかな、と。

一軒家だから庭でゆっくり話せそうだし。

 

 

(7/31のツアー仙台の直前だけどどんな話しようかなー)とぼんやり考えつつ、Run Girls, Run!は山中湖のフェス出演(7/18)やワンフェスのイベントステージ出演(7/24)などがあり、いつも通り見に行ってました。

 

 

7月25日

「夏、始まったな~~~!!!」

なんてオタク達とワイワイしながら「来週からツアーって実感湧かないよね」なんてことを話していた矢先、青天の霹靂。

 

Run Girls, Run!より

いつも応援してくださる皆さまへ

大切なお知らせを発表いたしました。

 

 

あ~~~~~~~ね。

 

まず「お知らせ」というワードが目に入り、もしやコロナ?怪我?ライブ延期?などがまず頭に過ぎりましたが、ツイートの全文を読んで全てを察した状態でページを開きました。

※弊推しが怪我した関係で去年ライブが延期になった経緯があります

 

解散について書き始めると長くなってしまいますが思ったことを簡潔に。

「そっか」と。

 

普通だったら推しの解散を悟ったなら「嘘であってくれ!」と懇願したり、ページを開くのを恐れたりする気がしますが、振り返れば恐ろしくフラットな気持ちでお知らせを読みました。

 

 

なんと言いますか。別に解散を予期してたとかではないのですが、まぁ来るべき時が来たなぁと。

 

いつかは醒めるとわかってる明晰夢を見ていて、現実のアラームが鳴っているのが夢の中で聞こえてきたような……。

なんか良い喩え無いかなーと考えてみたんですが伝わるかな。

 

そう、夢。

目を覆いたくなる悪夢だったり何でこんな夢見てるんだろ…と冷めることも時にはありましたが、とてもとても楽しい夢でした。

そろそろ起きる時間。

 

 

実のところ先輩グループであるWake Up, Girls!の解散を目の当たりにしているオタク達は大方こんな反応だったわけですが……

 

というわけで解散発表に狂ってるオタクとかお気持ち表明を期待してる人はスミマセン。そういうのあんま無いです。

 

 

 

・・・。

そして読んだ後笑ってました

 

気が狂れたように、ッククク…アハハハハみたいな笑い方で。

もう笑いが堪えきれない。

 

 

いや、だって、

 

明後日、

 

俺ん家に、

 

解散告知直後の

 

推しが

来るんだが

???????

 

 

 

レポート本編

 

Xデー

 

解散告知日、当日。

何だかんだ眠らずに朝6時まで半分気絶しながらランナーと通話。

 

解散告知日、翌日。

ファッキン眠い&何だかんだ虚脱感に包まれほとんど身の入らない状態でしたがテレワークなのを良い事に仕事をやり過ごす。

 

そして前夜。

近くの日帰り温泉岩盤浴と外気浴で緊張しきった神経をほぐしつつ、もともと練っていた接近戦プランをどうやって軌道修正するか作戦を練ります。

 

答は得た。

いざ。

 

明日のことが過ぎって数分おきに動悸が止まらなくなるものの、寝不足だったため1時すぎに何とか就寝。

 

当日。

天気は何度も見ていた先週からの予報を裏切り、雲は多いものの晴天。

暑くなりそうだ。

 

先方の到着予定時刻は正午。都内から車で来るそう。

 

午前は時間があるのでまず美容院で散髪。

必要性はないがついでに地元銘菓をお土産として購入。

 

暑くなりそうなので話す場所は日差しを避けれる場所が良さそうと思い屋根のある車庫に決定。

車を退けてついでに椅子とテーブル、使う予定の小道具を置いて準備完了。

 

(写真とかあったほうが臨場感出るだろうけど、いかんせん自宅なのでプライバシー的にちょっと貼れないっス)

 

 

余談だが準備中に敷地内に車が入ってきて(え?早い!?)と思ったらふつうに地元ナンバーだったし荷物の配達だった。
紛らわしい……、いや、むしろ来客中じゃなかったことに感謝するべきか。

 

 

 

 

何か忘れたりしてないかソワソワしていたらいつの間にか時間になっていたようで、背後から男性に声を掛けられた。

 

スーツを着ている、マネージャーだった。

初対面だったので(当たり前か)「〇〇(本名)さんですか?」と訊かれたが、まぁこんな水色一色で「厚い木」と大書されているシャツを着てる奴はCF出資者本人に間違いあるまい。

*参考画像



 

家の前の道路に停めてあって品川ナンバーのワゴン車が敷地内に入ってきて停車する。

後部座席のスライドドアが開いて現れたのは……間違えるはずもない。

 

俺の推し女性声優。

厚木那奈美だ。

 

厚木 那奈美 - (あ行):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション

 

twitter.com

※実物は写真の億倍かわいい

 

 

 

 

第一声は鮮明に憶えている。

「おはようございます!厚木那奈美です」

 

存じていますとも。ええ。

 

 

前哨戦

※ここからレポートですが、会話内容については「大体こんな話だったよね」って感じのうろ覚えを意訳して文字起こししただけで正確な内容とは限りません。悪しからず。

 

※かんたん用語解説:

・ランガ:Run Girls, Run!の通称。

・ランナー:ランガのファンの通称。

・あっちゃん:厚木那奈美さんの愛称。

・WUG、ワグ:TVアニメ「Wake Up, Girls!」、また2019年3月まで活動していた同名の声優ユニットRun Girls, Run!はアニメ内の後輩ユニットとして出発した。

 

 

 

まずマネージャーから最初に2ショットチェキを撮る旨が伝えられる。

お届けしてもらう、ということで玄関前で撮ることは決めていた。

 

うちは道路に面してるのは北側で玄関は南側。なのでぐるっと回りながら「晴れて良かったね」「めっちゃのどかですね笑」といった感じで世間話をする。

 

都内へのアクセスは1時間ほどながら我が家の周りは田んぼと畑に囲まれており、高い建物もロクに無いので大変見晴らしが良い。

晴れている日は富士山を始めとして西方の山々がよく見える。そんな場所。

 

 

写真の構図などを相談しつつ何枚かテスト撮影後、ポーズをどうするか聞かれる。

 

これもだいぶ前に決めた。

誰もが見たことあるであろう、春麗コスのお姉さんとオタク(プロゲーマー)でハートが作れていない写真……のパロディでお互いにサムズアップするポーズ。

 

傍目から見ればパロディだが、実はこれはランガの曲「ドリーミング☆チャンネル」中の振り付けを模した物。

 

 

説明をすると「いいねの流星降らせちゃいましょう!」と歌詞に合わせてノリノリでやってくれた状態でパシャリ。

 

すげぇ!!!!!!!!

俺んちの玄関前に推しがいる!!!!!!!!!!!!!!

見て!!!!!!!!!!!

 



ていうか表札写ってるし。ウケる。

ストリートビューとかで映る場所じゃないけど特定とかしないでね♥

 

 

 

撮影が終わった後はチェキの現像タイムを兼ねつついよいよ「15分のお話会」。

 

 

多少日差しは雲で遮られているものの暑いので車庫へと移動する。
今日限り、そして俺と彼女だけのイベントスペースへ。

 

移動しつつ田舎っぷりについて話す。

「こんなに稲の香りがする場所に来たのは本当に久しぶりです」

「あっちこっちで小さいカエルが跳ねてるよ」

「え、本当ですか!?今はもう触れないなぁ…」

 

 

車が停まっている方まで戻ってきてそれでは、という所で再度マネージャーの方から説明。

……の内容で「先日解散について発表がありましたので、答えられる部分と答えられない部分があることはご了承ください」というような釘を刺された。

 

そりゃそうだwと苦笑する俺と「本当にごめんなさい」と頭を下げる推し。

今日、解散について話題が出たのはこの時が初めてだった。

────おそらく彼女も、ファンの前で解散について触れるのは初めてだろう。

 

 

本戦開幕

 

気を取り直して、一旦いま渡された、そしてそもそもこの企画の本旨である写真集について話す。

「写真集はずっと夢として語ってきたもんね、実現おめでとう」

「ランガとして活動を始めて先輩たちの背中を追ってきた中で、写真集は絶対に出したかったので嬉しいです。ご支援本当にありがとうございます!」

 

 

 

唐突だが話をしていて感じたことをふっと思い出したので書いておこうと思う。

 

会話の内容自体は正確ではないと前置きしたが、厚木さんは基本的に俺に対して常に敬語で丁寧口調だ。

こっちからはいわゆるタメ口。

(ほぼ)デビューからずっと5年間推してきたが、そこはずっと変わらないままだった。

 

これは想像というか偏見だが、アイドルとオタクって相応に歴が長ければ自然と仲良くなってお互いにタメ口で話すようになるんじゃ?と思うがそうはならなかったな、と。

 

というかランガの他メンバー(林鼓子森嶋優花)は俺に話しかけてくる時はたぶんタメ口だ。

 

そういうイメージがあるからなのか、厚木さんから丁寧口調で話しかけられる時に少し距離感のようなものをふと感じる瞬間もあったけど、それも実に彼女らしい一面なのかもしれない。

他の厚木オタクがどうなのか知らないが、厚木那奈美なりの水色えぬつーへのリスペクトだと思っておこう。

ただ年上だからってだけかもだが

 

あるいは。
そういう「アイドルとオタクの距離感」の操り方が彼女は巧みなのかもしれない。

 

 

ちなみに厚木那奈美さんの普段の挨拶は「ごきげんよう」だし、チェーン店の牛丼を食べた事がないらしいし、極めつけにはお母さんとは敬語で会話するらしい。その割に昔はお嬢様扱いされると不満そうにしていた。

 

閑話休題

 

 

写真集の話は正直もう既にしている部分も多く、あまり間が保たなかった。

緊張もあって話そうと思って考えておいた細々とした話題はすぐに出てこなかったし、わざわざスマホのメモを確認する気にもならない。

 

この話題に終始してしまうのは避けたかったが、今しないでいつするんだという話でもある。

 

というわけで苦笑いしつつこちらから

「先にそちらから触れられちゃったけど、やっぱりこの話だよね」

というような感じで解散の話題を切り出した。

 

 

「本当にごめんなさい」

 

具体的に何の話題とは言わなかったが察してくれて

「唐突な発表になってしまい本当にすみませんでした……」

「むしろタイミングいいな~と思っちゃってさ」

「たしか連絡したのが7月の最初の方で、27日に決まったからツアーの直前でその話をしようかと思ってたんだけど一昨日ね」

「ごめんなさい」

「謝らないで😭」

(こちらは相変わらずデュフデュフ半笑いではあるが泣きたい気分だ)

 

 

一体この日、俺は彼女から何度謝られただろうか。

もちろん数えていたわけではないが。

書いてない部分でも、まるで相槌のように何度も謝られていたハズだ。

 

 

「率直な感想としては…『そうか』って」

 

「仲良くなったランナー達とは話してたけど、唐突っていうか……予兆があったとは思ってないけど、来るべきとかが来たかーと」

「俺とかみたいなワグから入ってきた人達はけっこう覚悟してたけど、プリチャンからとか、最近入ってきた人たちはやっぱりショックだよね…」

「もしかしたら声を出せないまま終わってしまうかもというのが私も本当に悔しくて」

「ランガの曲の良さや生のライブの楽しさを活かしきれないまま終わってしまうかもしれないの心残りです」

 

「ちなみになんだけど、解散発表のあとにお届けに来るのって初めてだよね?w」

「そうですね、これが初めてです」

「流石に昨日はないかw」

「はい、えぬつーさんが初ですね!w」

「ハハハwwwそりゃ光栄です」

 

「みんな土曜日仙台の決起集会でなに話そうって悩んでるよw」

「うーん。私たちとしてはすごく前向きな気持ちで」

「終わりって思うと悲しいけど、これがお別れとは思っていなくて」

「『ランガちゃん大丈夫かな』って心配はしないで欲しいんです」

 

「私達が元気に振舞ってるからって無理に元気にならなくて大丈夫だから」

「素直な気持ちをぶつけて欲しいし、私達は受け止める覚悟はできてます」

 

言葉に詰まりつつ、それでも絞り出すように真剣に答えてくれました。

 

 

「やっぱり……寂しいよねぇ」

「遊び場が無くなっちゃうというか、帰る場所がなくなっちゃうというか」

「ワグから来て、ランガでグループを応援するのは最期にしようと思ってるから」

「そうだったんですね」

「まぁ活動が終わっても先があるからね」

「はい。Run Girls, Run!での経験を活かして頑張っていこうというのは3人とも同じ気持ちです」

 

 

ここで撮影したチェキの現像が完了したのでサインを書き始める。

「そういえばどうして

 『水色』えぬつーなんですか?」

 

・・・・・・、

 

ここにきて~~~~~~~~?????

愚問すぎるだろ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そういうとこだぞ厚木~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

と内心で絶叫しつつ応じる。

 

「なんでってwwwww逆になんでだと思う?www」

↑止まらない苦笑

「え、、、好きだから?水色が」

「wwwww」

「あなたのメンバーカラーでしょwww」

「そういうことで合ってるんですか?嬉しい~」

 

確かに振り返ってみればロクに出さない手紙に一度書いたかどうかだったが、まさか通じてないとは……。

2周年ライブでメンバーカラーが制定されたタイミング*1だから、もう3年くらい前のハズだ。

まぁ失念していてもおかしくはない。

……ホントか?

 

上述した距離感の話にしろ、天然なのか謙虚なのか。

本当に不思議な人だ。

この人とホントに仲良くなれてたのか不安になってきた

 

 

「ワグでもよっぴー*2推しだったからね」

「水色推しのえぬつーってことですね」

「ランガがなくなったら色が無くなっちゃうなぁ」

「ええそんな!いつまでも私達は水色でいましょう!」

 

 

 

チェキに落書きし終わるくらいのタイミング。

”水色”の由来やWake Up, Girls!青山吉能の名前を出したことでふっと昔の記憶がフラッシュバックする。

 

「こないだのワンフェスの前にね、だから解散告知前だけど、カケルを聴いたらなんかしみじみしちゃったよね」

「楽しかったな……いや過去形にするのは良くないけど」

「気付けば5年も経ってんだなって私も思いました」

「みんなと5年間も走ってきたんだなって」

 

 

似顔絵

 

「今日はワガママを聞いてもらえるのかなと思って準備したものがありまして」

「ええ!?なんですか?」

「似顔絵を描いて欲しくって」

「ええええええええええ???!!?」

 

最初から横のテーブルにスケッチブックとポスカが置いてあったわけだが、改めてそれを差し出す。

 

これが(自分の中で)今回最大の目玉だったので事務所NGとか出なくて良かった。

 

 

度々言及している湖底人氏のレポートにあった「アカペラで1コーラス歌ってもらう」という一節を見て、自分も何か普段なら絶対無理というか無茶振りをしたいと考えたのだ。

 

そして悩まずに真っ先に思いついたのがコレだった。

絵を描いてもらうこと。

 

 

 

我が推し厚木那奈美さんは絵を描くことがコンプレックスであることを常々吐露しており、ファンの中でもしばしばネタにされていた。

 

※知らない方向けに補足すると、声優やアイドルは番組や配信などの企画でスケッチブックやフリップとめちゃくちゃ縁があるのでお題に沿ったお絵かきをすることが度々あるのだ。

 

 

個人的な所感としては、厚木さんの絵は画力こそ小学生女児レベルかもしれないが(?)下手というよりタッチが独特なのが目立つのだと思う。

そして何といっても特徴を捉えるのがとても上手い。

下手うまというか、画力はなくても何が描いてあるのか分かりやすいのだ。

 

enutunnlog.hatenablog.com

 

私はこの何とも言えない味わいのあるイラストが大好きで、歴代の絵を勝手に素材化して非公式Tシャツを作ったこともある。

 

好きだと言い続けた甲斐あって(?)か、公式から本人のイラストを使用したバースデーイベントグッズが出たこともあった。

 

 

決して苦手なことをやらせていじめて楽しもうとかではないのである。

 

 

では何を描いてもらおう、というのも即決だった。

せっかくなのでこの日の想い出に俺自身の似顔絵を描いてもらおうと。

 

 

推しに描いてもらったであろう似顔絵をアイコンにしているアイドルオタクがTwitterには跋扈しているではないか。

それでイイじゃないか。

俺もやってもらおうっと。

 

 

 

・・・・・・。

 

「上手な人って顔のどこから描くんですかね」

「どういうこと?」

「バランスがヤバイ!」

「難しい!」

「え、髪型どうなってるんですか???」

 

えぇぇ!!だとかヒィィィィィ!だとか声にならない奇声を上げながら合間に喋りつつ描き進めていってくれる。

 

こちらはマスクを外しているのでなるべく喋らないようデュフフフwwwという笑い声だけ上げながら口を閉ざして眺める。

 

 

 

「前は髪短かったんだけど今は伸ばしてて」

「去年あっちゃんがずっと伸ばしてた髪を切るって言うから、じゃあ俺は逆に伸ばそうかなと」

「バランス取ってくれてたんですね笑」

 

 

「ランナー多しといえど似顔絵を描いてもらったの俺だけだろう!」

「私も初めてです!光栄です笑」

 

「出来ました!渾身の出来です!」

 

そして完成品がこちら。

 

「いいねwww口角の上がり方はたぶん合ってる」

 

口の左端の点はたぶんえくぼなんだと思う。

 

「髪型も上手くいってると思う!」

「本当ですか!?ありがとうございます」

「あっちゃんが俺の顔を忘れないようにね」

「え~!絶対忘れないですよ!どこのイベントでもすぐにえぬつーさんって分かりますもん」

 

似てるらしいです。

 

※参考写真

 

 

 

ここでスタッフから残り5分と告げられる。

流石15分。これだけの密度の接近をしてもまだ5分も残っているとは。

 

 

「あっちゃんの絵大好きなんだよね。特徴を捉えるのが上手いと思ってて」

「前にシャツも作って送ったよね」

「はい頂きました!今もタンスにしまってます」

 

 

「昔から番組とかでたくさん描いてきたよね」

「初期の頃とかは本当に苦手で!」

「別にネタにされるとか笑われるのは仕方ないんですけど」

「こんなお粗末なものを人様に見せて良いものなんだろうかって…」

「だから台本とかに『ここで絵を描いてください』とか書いてあった日にはお腹と頭を抱えながら現場に向かってました」

 

 

 

「改めて本当に凄いタイミングだなって思う」

「ショーケースイベントで初めて見た日から、今日こうして解散が決まった直後にうちまで来てもらって話をする運命だったのかなって」

「出会って下さって本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

「半年という短い時間ですが出会ってくれたみなさんに感謝を伝えたいと思っています」

「5年間で本当になんにも出来なかった私がみんなのお陰で変わることが出来て……」

 

 

泣き出す推し。厚木那奈美さんは涙もろいのだ。

 

 

「大それたことは何も出来ない私だけど、貰った分を少しでもお返しするためにこの半年を生きます」

 

すかさずマネージャーが車からティッシュを持ってきて差し出す。

手際が良すぎる……というかこういう展開も予期していのたかもしれない。

 

 

 

今更すぎる自問

 

「実は昨日、なんであっちゃん推しだったか、どこが好きだったのかっていうのを改めて考えてみたんだ」

「ええ!何でですか!めっちゃ気になります」

 

オタク同士でこういう話はすることは時々あるので表面的な回答はいつでも出来るが、実際のところそこまで深く考え込んだことは無かったかもしれない。

 

 

あるいはドツボにハマってしまうことを避けたくてあえて核心には触れないように立ち回ってきたというべきか。

 

しかし明確にしづらかったからこそ、そこに答えがあったのかもしれない。

 

 

「最初は消去法だったんだ」

「ええ!でもそうですよね、ワグさんから推してて『推してあげるか』って」

 

「林(鼓子)でもないし森嶋(優花)でもないなって、何となくあっちゃんのことを見てた」

「顔とか声とか性格とか順番に考えていったんだけど、総合的な人柄というか、人間味あるところというか……」

「泣き出してしまうところとか、さっきの苦手なお絵描きにも体当たりで挑戦していくところとか」

「元々声優になりたい夢があったけどほとんど諦めかけていた時にオーディションで受かってこの業界に飛び込んできたところとか」

「そういう等身大で挑戦を続ける姿を見ている内に惚れ込んでいったんだと思う」

 

 

たぶん実際に喋っていた時はこの半分も上手く言えてなかったと思うが、このブログを書いている時点では落ち着いているので偽らざる自分の本音を書き留めておく。

 

 

厚木さんは今でこそどこか優雅で淑やかな雰囲気やいろんなことを涼しい顔でこなすようで、少しドジというかおっちょこちょいだったり恥ずかしがりで赤面しいのギャップ萌えがかなりウケている。そして賢い。

ちょっと書いてて思うがあざと過ぎるなこの人。

 

 

ただ今でこそ外見と雰囲気から来るギャップ要素だが、本人としてはきっとファンには見せたなくない弱み、素人臭さだっただろうしデビュー当時ならなおさらだ。

 

本人がそう思ってるのはなんとなく透けて見えていたし発言にも出ていたと思うので、正直に言ってそういう部分から好きになったわけではない。

 

 

しかし今になってみればそれもある種の武器になっているように思う。

 

 

 

最初は消去法で選んだ推しだったのだ。

Wake Up, Girls!の後輩だから最期まで見届けよう)

その前提ありきで、じゃあ3人の中からならこの娘かな…と。

 

 

 

何度でも言おう。 アイドルとは「物語」である。

※これは解散告知後のある人物のツイートなのだが、いつ消えるとも判らないので言葉だけの引用に留めておく。

 

 

アニメWake Up, Girls!内でも同様のセリフが出てくる場面がある。

 

 

そう。俺は。

声優アイドル 厚木那奈美の物語』

これを愛し、応援していたのだ。

 

 

消去法で決めた推しは物語を通して、いつしか掛け替えのない唯一でNo.1の推しとなっていた。

 

伏線回収というと大袈裟だし、ただの偶然とこじつけではあるが。

 

Wake Up, Girls!から始まりRun Girls, Run!に繋がった自分の女性声優の追っかけがこういう形で円を描いて戻ってくるとは、万感の想いだ。

 

ランガとワグを繋げるのもしつこいと思われるし嫌悪する人もいるかもしれないが、やっぱりここが自分の原点だったのだ。

 

 

つまり明確な切っ掛けや理由があったわけではなかった。

だから「何で厚木推しなんですか?」と聞かれてもはっきり答えることが出来なかったというわけだ。

 

強いて言うなら『長年の愛着』とかだろうか?

わけがわからない。

でもそれが答えだった。

 

 

「今日はこれを言えて良かった」

「30秒や1分じゃこんな話なかなか出来ないからね」

「本当は手紙とかに書いて出せば良いんだけど」

「良いんです良いんです、いつも元気な姿を見れるだけで」

 

 

「ランガが解散したらこうしてお話できる機会もなくなっちゃうのかなって」

「今はいろいろと相談している段階だからはっきりしたことは言えないんですけど」

「私個人としてはありがたいことに良いファンのみなさんに恵まれているので」

「みんなとお話できる機会は凄く癒しなんです」

「個人活動になっても事務所と相談とかして定期的にそういう場が開けると良いなと思います」

 

 

 

いざ始まりの地、仙台へ

 

「それではよきところで」とマネージャーから声が。

 

「未来のことは分からないし、正直俺も考えてないから」

「とりあえず今はツアーを楽しもう!」

「はい!今を楽しみましょう!」

「次は、仙台ですか?」

「もちろん」

 

 

そう。この日は解散告知2日後だが、この4日後の7/31にはライブツアー仙台公演が控えている。

 

Run Girls, Run!が結成されたアニメWake Up, Girls!の聖地、仙台。

ランガの活動の中で仙台に重きが置かれた機会はWUGほど多くなかったが。

 

それでも大きなゆかりの地であるしツアーがある度に訪れている場所。

 

 

 

ここで手土産を渡す。

 

まぁ声優に食べ物はNGかなーと思いマネージャーの方には地元銘菓の袋を。

 

そして推しにはシナモロールが描かれた紙袋。

 

中身は以前ピューロランドに行った時に贈ろうと思って買ったシナモロール20周年のぬいぐるみポシェット、そしてVチューバー名取さなの献血限定ステッカー。

 

いわゆる推しの推しだ。

 

……ブログに貼る用に写真の1枚でも撮っておけば良かった。

↓こういうの

 



 

 

 

ポシェットは以前、

「この後ピューロランド行くんだよね」

「羨ましい~!」

というやり取りをしたことがあり、お土産として買ったは良いものの(ぬいぐるみってプレゼントNGでは?)と後から気付き、郵送して返ってくるとかスタッフに捨てられるとかされたら哀しすぎるので手元に残ってしまっていたもの。

 

 

ステッカーはコラボの献血をした時にもらえる非売品グッズ。

 

宮城県名取市限定なのでまぁまぁレアっぽい。

去年ランガのツアーがあった時に会場が名取市に近かったので献血してもらったのだが、偶然か必然か、今週末のツアー仙台でも献血コラボをしていてもう1枚もらえるので贈呈することにした。

 

 

「それ持ってピューロ行こう~」

「えっ!さなちゃんが見えた!」

「下さるんですか!えぬつーさんの血じゃないですかw」

 

 

車に乗りこむ推しを見送る。

 

「じゃあ次は仙台で!」

「最高に熱い夏にしよう」

「はい!来年の春まで夏にします!」

↑どういうこと?w

 

 

車に乗り込んでも声が聞こえる、と思っていたら窓を開けて手を振ってくれている。

(窓には当然スモークが貼ってある)

 

発車前にマネージャーからも挨拶され、改めて別れの挨拶。

 

流石に危ないので道路に出る時には窓は閉めていたが、角を曲がるまで手を振って車を見送った。

 

 

明日は明日の風が吹く

 

 

以上、人生で最も長かった接近レポとなります。

 

お話そのものは15分だったのかもしれませんがチェキを撮る時間などは換算していなかったようなので、実際の滞在時間は30分ほど。

 

移動時間も考えれば半日拘束しているわけで、やっぱり活動の節目を見据えた出血大サービスだったのかもしれません。知らんけど。

 

 

5年間応援してきて初めて撮れた2ショットチェキ。

描いてくれた似顔絵。

そして自分がウン十年暮らし生きてきた家まで来訪してくれて解散に向けた思いの丈を話し合えた時間。

 

一生の想い出であり宝です。

 

 

・・・。

やっぱり宝物ってのは人に見せたくなるものです。

性根がガキのままなので。

 

というわけで僕が15万円で得た体験……、いや。

 

これは5年という時間、

 

数えるのもバカバカしいほどの金、

 

そして何よりも情熱、

 

それらを注いで築いてきた厚木那奈美さんと一人のオタクの物語の集大成。

それをみなさんに笑っちゃうくらい、本当に包み隠さず赤裸々に共有させて頂きました。

 

 

大事に胸の内に秘めてもいいのですが、知り合いのオタク達がレポ読みたいって言ってくれたし。

だって読み物として残した方が断然面白いじゃないの!!!!

半分くらいは自分のための記録だけど。

 

 

ツイートで報告してた人は何人かいるけど、(重複で買ってる人間はいないものとして)こんなことやってるオタクが17人もいるんだぜ?

 

なかなかこうやってブログに起こしたりするのは大変だけど、俺だって他のオタク達が大枚叩いてどんな接近をしたのか気になるよ。

 

 

 

くぅ〜疲れましたw

しかしまだRun Girls, Run!の物語は完結していません。

 

rungirlsrun.jp

今まで話してきた俺の推し、厚木那奈美ちゃんが所属するグループ「Run Girls, Run!」が7/31(日)仙台、8/13(土)大阪、9/25(日)東京でライブツアーをやります。来てね。

 

日付を見ればわかると思いますが9月までのツアーで活動終了というわけではないので予定合わないな~という方も春までにはご縁があるかもしれません。

頭の片隅に置いてくれるとオタク冥利に尽きます。

 

再放送。

 

 

都合上どうしても厚木那奈美さんの話に終始してしまいましたが、Run Girls, Run!のメンバー3人とも目に入れても痛くないほど可愛い推し達です。

 

林鼓子は歌が上手いしパフォーマンスはかっこいいけど喋りだしたら早口オタクトーク止まらなくて楽しい奴だし博識だし努力家だし記憶力いいし、何よりまだ20歳で伸び代しかない。

 

森嶋優花は本当に可愛い。”可愛さ”を究めることにおいては群を抜いてる。ホントに容姿だけで言えばお前がNo.1。でも声優としてちゃんと活躍してるしきっと裏でしてるであろう血の滲むような努力を全く面に出さないプロ。


 

 

Run Girls, Run!のユニット最大の魅力は

多様かつクオリティの高い楽曲、

声優ユニットであるが故の美声、

そして本職アイドル顔負けのダンスパフォーマンス。


www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

そして可愛いし面白い。

 

www.youtube.com

 

なんだ、完璧か?????

 

 

 

はぁ~~~あ。

Run Girls, Run!のこと、こんなに好きなのに。

来年でお別れなんて、やっぱ寂しいぜ。

 

 

まぁ何というかメソメソっていうか、感傷に浸る時間も大切かなって思います。

嬉しいこともムカついたことも悲しいことも楽しいことも、きっと良い想い出になるから。

 

 

でも正直まだ実感湧かないので、とりあえず俺はもう少し何も考えずに突っ走ってみようと思います。

 

 

 

 

ゴールに着くまではもうちょっと先なので貴方も是非、このラストスタンディングに付き合ってみませんか?

 

なかなか面白い景色が見えるかもしれないですよ。

 

 

*1:元はグループカラーがピンクということだけでメンバー3人に担当カラーは無かった。

*2:Wake Up, Girls!の元メンバー。水色担当へっぽこリーダー、青山吉能のこと。