イベント備忘録

セトリと感想の覚書

夏だ!バンおドリ!2020(バンドリ8thLIVE現地感想)

8月21-22-23日の3日間、富士急ハイランドコニファーフォレストで行われたバンドリ8th LIVEに行ってきました。

 

 
 
直後に書き始めたんですが書き終わらずにダラダラ放置してたらあっという間に1か月前の出来事になってしまいました。
 
 
ウィズコロナと言いつつ三歩んで三歩戻ることを繰り返しているような現状の中で大きな一歩となったのは間違いないでしょう。
ライブから2週間以上が経ってから感染者が確認されなかったことも発表されました。
 
ブシロードは先日アサルトリリィの舞台を有観客開催しましたし、10月には有明コロシアムのお向かいに出来た東京ガーデンシアターでの6日間に渡るモルフォニカ・ポピパ 2Day・アルゴナビス・D4DJ 2Dayのジョイント有観客ライブイベントを予定しています。
(D4DJは2日目が無くなりました。そこだけ自重しても説得力なくない?)
 
 
今回の感染者0発表を受けて、ブシロードはますますライブ再開路線を突き進んでいくと思われます。
ブシロードとはミルキィや初期ヴァイスシュヴァルツなどからの古い付き合いですが、これほど頼もしく見えるのは正直初めてかもしれない。
 
 
他の企業もこれに追従してくれると良いんですが・・・まぁそう簡単には行かないでしょうからあまり期待はしないことにします。
 
 
最後に参加したイベントがランガのバレンタイン(2/16)だったのでほぼ半年ぶりのイベントになりました。
(ナナステのトークイベントも3月末に一応あったけど)
 
 
ここ5年ほどでほぼ毎週、少なくとも参加しない月はないくらいの頻度でライブ・イベントに行き続けてきました。
 
半年ぶりのライブってどんな気分なんだろ?と臨んだのですが思いのほか「久しぶり」という感じはしませんでした。
声出し禁止という部分を除けば半年のブランクは余り気にならず、ライブ中は以前同様めちゃくちゃ多動になって楽しめました。
 
半年、あるいは1年くらいぶりの好きなアーティスト単独公演に参加しているような気分ですかね。
年一回くらいしかライブをやらない単独ライブで「前回からもうそんなに経っちゃった?」と思うような感じ。
 
 
今のバンドリコンテンツ群には詳しくないのであまり深いことは言えませんが、クソデカ感情になったので一応書き残しておきます。
 

 

 

参加するまでの顛末

此度のバンドリライブ、前々から(本当にやるなら行きたいな…)とぼんやり思いつつチケット自体は売り切れだったのでTwitterで拾うかリセール待ちでした。
 
・・・というのは建前で直前の週まで存在をすっかり忘れてたんですけど
 
たまたまTwitterでライブビューイングの話題を見かけてライブの存在を思い出しました。
どうせ中止でしょ?と高を括ってそれっきりだったので本当にやるっぽい感じになっててビックリ。狂気の沙汰。
 
 
言うてみんなライブ行きたいでしょ?リセールのチケも取れないんじゃない?なんて思ってたんですけど、意外とみんな正気だったようでリセールチケットは余裕で買えました。
 
初日のRoseliaも正直参加したかったのですが仕事の都合がつかず、無理を押してまで行きたいわけではなかったので土日の2公演参加。  
 
 
購入したチケットは諸々含め1枚12500円也。
12500円。2日で25000円。
 
値段見て迷ったり日和ったりはしませんでしたが、さすがに高くない?
コロナ関係でちょっと値上がりしていますが、元から定価が1万超えのチケットなのでそもそも高い。
 
さらに交通費や宿泊費、グッズ購入もあるので人によっては3日間参加で10万くらいは優に使っているでしょう。
 
 
・・・でも人は集まるわけだから適正価格なんでしょうね。
あれだけのエンターテインメントを仕込むにはそれだけ金が掛かってることなんだろうなあ。すげえ。
 
ついイベントチケットを買わなくなって落ち着いてきた金銭感覚が騒いでしまいました。
 
そう、年初まではこんなバカ高いチケットでも売り切れたり奪い合いになって転売が問題になるくらいアニメや声優を絡めたライブビジネスていうのは年々過熱してきてたはずなんですよ。
 
そんな今の梯子を外されたような状況の中、そういったビジネスモデルをラブライブミルキィホームズで先駆者として開拓してきたブシロードが今回口火を切ることになったのは必然かもしれませんね。
 
 
ここまでがライブのある週の月~水曜の出来事。
いざライブに、しかも遠征で行くと決めたらワクワクが止まらず、木金はウッキウキでバンドリの曲を聴きながらテレワークしてました。在宅万歳。
 
 
RAS単独はお初。
曲がめっちゃ強くてガチで演奏をするバンドなので気になっていたけど神戸2dayやロゼリアとの対バンのラウクレには迷って結局行かなかったので楽しみ。
 
ポピパは去年5月のNGNCぶり。
どっちかというと主役は後攻のサイサイだった初日参加で、単独括りで言えばバンドリ現場他界前に最後だった2nd Starrin’ PARTY以来です。
4年前だって。草。
 
 
 

当日

迎えた土曜日。
チケットは単番ですがバンドリ最古参の当時からのフォロワー達が関東から車を出すらしいのでそれに同乗。
ホテルも同室なので完全にコロナ禍前のウキウキライブ遠征と同じです。
 
 
この週末は天気が悪い予報で、午後からの荒天にビビりながらも富士急でフリーパスを購入。
・・・結局15時過ぎには空が真っ黒で雷がゴロゴロ。
とはいえあまり混んでいなかったのもあり、ライブ割引の金額分はアトラクションに乗れたので楽しかったです(夏休みの感想文)

 

 
 
入場と開演が遅くなるトラブルはあったもののライブが始まるまでには何とか天気も持ち直しました。
(野外なのでパイプ椅子や足元はビチャビチャ)
 
 
そして肝心のRaise A Suilenのライブは・・・、
余りにも最高で筆舌に尽くしがたい楽しさでした。
 
RASのライブ自体がめちゃくちゃ良かった上に、半年ぶりのライブで昂揚感が無限に高まりました。
 
俺の負けだ・・・
 
 
【セットリスト】
1.Invincible Fighter
2.A DECLARATION OF ×××
3.SOUL SOLDIER
4.UNSTOPPABLE
5.HELL! or HELL? 
6.Beautiful Birthday 
7.Takin’ my Heart
8.激動
9.恋しさと せつなさと 心強さと
10.DEPARTURES
11.DRIVE US CRAZY
12.!NVADE SHOW!
13.Sacred world
14.REIGNING
15.EXPOSE ‘Burn out!!!’
16.R・I・O・T  
 
 
2日目はオープニングアクトブシロード特有のバーター)としてD4DJからハッピーアラウンドが来ていました。
 
最初こそイマイチノリきれなかったのですが、最後にオリジナル曲 Dig Delight! が来る頃には気分も高揚し始めて良い具合に会場を暖めてくれていました。
D4DJも曲が強い。
 
以下、覚えてること箇条書き。
 
・Raychellのアンコール無し宣言、かっこよすぎ。 
小原莉子のギターパフォーマンス、かっこよすぎ。
・夏芽のツインペダルのアップ、かっこよすぎ。
 
・新曲強すぎて転げた(アサルトリリィのOP)
・屋外だからドローンによる空撮がモニタに時々映る。すごい(語彙0)
・ライブ中に特大の火柱が上がり、夜空には花火が打ち上がる
 
 
様式美の転換でしかないアンコールって正直要らないと常々思ってるので本当に天晴れです。
ライブの熱狂を殺がないようMCも本当に最低限の時間しか取らない構成が光ります。
 
転換はあるので音と映像だけで繋ぐ時間はありましたが、むしろ小休止として丁度いいくらいでした。
 
そして各プレイヤーが本当にかっこいい。
キーボードの倉知玲鳳とギターの小原莉子は曲中めっちゃ舞ってて演奏的な技巧は分からなくても見てるだけで楽しげです。
 
…特に紡木さんのDJ技巧的な部分は全然わからないのが申し訳ない。
即興的な部分は無いだろうから楽器演奏とさして変わらない感じだろうか?
 
 
RAISE A SUILENの楽曲スタイルがすごく好きで。
やっぱり最初のR・I・O・Tの衝撃が凄くって、カップリングのUNSTOPPABLEもすげぇ強くてバンドリの底力を感じました。
 
ただ最初の2曲が気に入りすぎたからか新譜を聴きはしても曲名は一致しないような状態だったんですが、でもライブはやっぱり凄まじくて。
いつ叫べばいいか(コール禁止)、いつ跳べばいいか、曲名はわからないけど完全に耳が記憶している。
 
その感覚が本当に心地よくて「この瞬間がずっと続けばいいのに」と久々に思えました。忘れていた感覚でしたね・・・
翌日にはライブの余韻を反芻している内に曲と曲名は一致してました。
 
それと新曲。
未発表の新曲ってライブで聴いてもいまいちピンと来ないことが自分は多いんですが、今回のsacred worldはもう初見でかなりぶっ刺さりました。
RAS曲のイントロ→ボーカル→シンセサイザーゴリゴリなキーボード間奏、ていう構造が大好きなんですが、新曲もすごい。
 
サビ…?かと思ったら違う!ていうフェイクからのここでサビか〜〜〜!という感覚が最高に気持ちいい。
 
 
現場の雰囲気も去年のアニマ神戸で何となく察していましたが、基本みんな棒振っているものの跳びポではみんな全力で跳んでたし非常にやりやすい雰囲気でした。
 
 
セトリは新曲とカバー以外はアルバム「ERA」と同じ。
R・I・O・Tで締めるのが余りにも気持ちよすぎる・・。
 
 
 
勢いでライブBD2枚組付きのアルバム(¥12,000)を買ってしまいました。
楽曲はサブスクで聴けるけど映像が見たくなったのと応募シリアル付きということで。
次も行きたいのでCDとかBD買ってシリアル集めます。
 
 

翌日

ホテルは甲府盆地の方だったので温泉入ったり洞窟行ったりほうとう食べたりしてました。おいしかったです(夏休みの日記)

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相変わらず曇りときどき雨の予報でしたが概ね晴れていました。

 

 
3日目、最終日はモルフォニカ、パステルパレット、ポッピンパーティの合同ライブです。
 
【セットリスト】
<Morfonica>
1.Daylight -デイライト-
2.chAngE
3.メリッサ
4.金色へのプレリュード
5.ブルームブルーム

前島亜美(Pastel*Palettes 丸山彩役) with RAISE A SUILEN>
1.きゅ~まい*flower
2.パスパレボリューションず☆
3.天下卜ーイツ A to Z☆
4.あっつあつ 常夏 らぶ☆サマー!
5.ゆら・ゆらRing-Dong-Dance feat.白鷺千聖
6.もういちど ルミナス

<Poppin'Party>
1.Time Lapse
2.イニシャル
3.夏のドーン!
4.夏空SUN! SUN! SEVEN!
5.八月のif
6.ときめきエクスペリエンス!
7.STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜
8.ティアドロップス
9.ミライトレイン

<アンコール>
10. 夢を撃ち抜く瞬間に! 8th☆LIVE ver.  
 
 
 
バンドリのライブ、この場合はpoppin' partyのライブていうのが正しいんですけど、曲数が少ないんですよね。ポピパは9曲。
RoseliaとRASが単独でライブをしているのに、そも主役であるポピパはゲストで穴埋めをしてるわけなんですよ。
 
 
演奏の練習が大変なのは当然なんですけど、それが難しくてライブで曲数が少なくなって茶番や映像で間を繋いだりオケ流してしのぐなら声優がバンドやる意味ある?とその他諸々で離れたのが2016年。
 
 
・・・
・・・・・・、
でも曲は良いんだよな~~~~~~~ポピパ。
 
Elements Gardenの引力に逆らえずガルパで遊んでしまい遂に去年は西武ドームのライブにも行ってしまったわけですが、自分が離れた時と事情は変わってなくて次は無いだろうなと思ったのは1年前。
 
 
今回はRASのついで、もっと言えばガルパ内で1番好きなパスパレのついで…という感覚で見たわけですが、久々のライブで野外でけっこう近めで流石に楽しかったっす・・・(敗北)
 
 
そしてやっぱり凄いのはRAISE A SUILENの面々。
自分たちのライブで16曲に加えてパスパレ分の6曲もやってるんですから流石プロです。天下卜ーイツ A to Z☆楽しかったなぁ。あみたも可愛い。
 
 
そして3日目のOPアクトはD4DJではなくモニカ。
初ステージということもあってか演奏の粗さは感じましたが良かったです。
しばしば話題になる新藤あまねさんの歌唱についても、音源だと気になった部分も生だとちゃんと感情が乗っているように思えました。
 
特筆すべきはバイオリニストの方の迫力ですね。
演じるのがクール系キャラというのもあるでしょうが長身でお顔も凛々しく、走りそうになる演奏を支えてる場面もあったような気がするのでこのバンドの柱なのでしょう。
キャイキャイしてた背後の女性二人組が挨拶のとこで息を呑むのが聞こえてしまって笑った。
 
 

”コロナ対策”された現地の様子

以上がライブの感想なわけですが、現地のコロナ対策について。
 
・入場前
通称コロナアプリ「COCOA」ですが、インストール必須という建前でしたが確認はありませんでした。
あと接触確認を有効にするにはBluetoothもonにしないといけないんですけど掲示されているのみでチェックはなし。
 
・入場時
荷物確認はいつも通り。
体温は通過者をサーモグラフィでモニターしているようでした。
隣に体温チェックに引っかかった人用の控えテントがあったので別室送りになって測り直しなどの対応だったようです。
 
そして本人確認はランダムとかではなく全員、楽天アプリの電子チケットだったので顔写真提示必須。
ちなみに僕はアホなので登録忘れて免許証提示して通過しました
 
最近はどこもクラスター追跡のために記名が必要なことが多いですしライブの本人確認はますます厳しくなりそうですね。
 
・座席
座席配置の間隔自体はとくにコロナシフトではありませんでした。
座ってる人の前は脚をよけてもらわないと通れないくらいに狭い。
椅子は敷き詰められてるものの使用するのは1席間隔、つまり前後左右は空いてるというイメージです。
でも1mくらいしか離れてなかったですね正直。 
 
・ライブ中
ライブ自体は2時間半ほど、転換などで1曲分程度の小休止が3回くらいありました。
給水を促す場面もけっこう多かったですがこれはコロナというより真夏だからでしょうね。涼しかったけど。
 
今回は着席ではありませんでした。
 
声出しについては「一切禁止」というよりは「過度な声出しはご遠慮ください」みたいなアナウンスを流してた気がする。
実際のオタクはというとコールや歓声は無いものの、サプライズ(発表、新曲披露)や火柱や花火の演出では声が出てしまっていた。
まあ仕方ない部分ではあるけどそんなに我慢して抑えてるって印象は受けませんでしたね。
 
家虎退場とかの話題もTwitterで見かけたけど、自分の視界内で退場者はいなかった・・・というよりスタッフが歩き回ってるのすら見かけなかった。
 
・退場時
規制退場でした。
大きい会場ならまぁこれは普通ですが、とはいえ入場者数は5000弱なので平時なら規制退場するほどではないでしょうね。
 
 
 
と、まぁこう並べるとけっこう(本当に大丈夫か?)という部分もあったんですが終わり良ければ全て良しってことで。
単純にコニファーフォレストが屋外だったということも良かったんでしょうね。
屋内でも、特にライブ会場になるようなホールだったら空調設備は万全だと思いますけど目の敵にされてますからね。
 
 
 

おわり

書こうと思えば何時間かで終わるようなブログですが、今回は先延ばし先延ばしにしてたら夏は終わりすっかり涼しくなってしまいました。
 
小旅行をして富士急でアトラクションを楽しみ野外ライブで高まり花火まで見れて、今年の夏はなんだかんだ何も出来ないんだろうな~と諦めていましたが案外夏を満喫できました。
いろんな意味で忘れられない夏を過ごせた気がします。ブシロードに感謝。
 
不満が積もり積もっているのでミルキィのラストライブで指定暴力団ブシロードとは縁を切るつもりでいたのに、RASにはぞっこんになってしまいD4DJにも興味が出てきてしまってまだまだ長い付き合いになりそうです。
 
 
やっぱライブは現地が一番ということが骨身に染みたので早く本当の推しコンテンツが現地で見れる日常が戻ってきて欲しいものです。
何だかんだと言いつつ10月のDIALOGUE+ JAM vol.2 とD4DJ Fesのチケットを握ってしまい、僕の引きこもり在宅生活もいよいよ御終いかな・・・という所です。
 
やっぱライブ終わりはオタクと居酒屋で乾杯したいなあ。