Run Girls, Run! 1st LIVE TOUR 千穐楽感想&ツアー総括
2018/11/10(土)品川ステラボール
13:30-14:30~16:20/17:30-18:30~
セットリスト
昼/夜
1.カケル×カケル
2.地下鉄ラビリンス/16歳のアガペー
3.Make it!
・MC(挨拶)
4.正解はひとつ!じゃない!!/バラライカ(森嶋優花)
5.おジャ魔女カーニバル!!/私色ギフト(厚木那奈美)
6.Snow halation/ETERNAL BLAZE(林鼓子)
・MC(着替え 昼:BtB!!・夜:ゴアスタ カバーの選曲について)
・ツアーでも、シチュエーションでよーいドン!
お題1.バイトでお弁当を間違えて1000個注文してしまった/
お題2.寒い日に彼の手を握って心が温まる一言/私達、
7.秋色ツイード
8.サクラジェラート
9.スライドライド
・MC(秋いろツイードとサクラジェラートについて BtB!!の曲振り)
10.Break the Blue!!
・Go!Up!スターダムの前口上
11.Go!Up!スターダム
12.プリマ!ドンナ?メモリアル!
13.キラッとスタート
アンコール
En1.Pretty Prism Paradise
・MC(最後の挨拶)
En2.カケル×カケル
お見送り回
Run Girls, Run!初めての三都市ツアー。
月並な感想ですが「あっ」と言ってる間に終わっていました。
グリフェスから半年、詳細が出たのが確かWUG Part.1大宮の日だったから3ヶ月ほど。
フ
噛みしめるように思い出しながら書いていたらいつの間にか10000字超えてました。
もし読んでくれる方がいましたらスミマセンがお付き合いお願いします。
※メンバーの呼称があだ名だったり”[名字]さん”だったりまばらですが気分で変えてるだけです。
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2015年の立ち上げ当時のバンドリ現場のこと、2nd・3rdライブのモッシュリフト上等の無法地帯っぷりに木谷が激怒して4thが急遽イスあり(オールシッティングなんて後にも先にも見たこと無い)になった事を思い出してしまいました。
全自由席、
今回はゴーアップを引っさげてのツアー、とのことでキービジュはゴアスタ衣装、開幕はMVの制服なわけですが・・・。
どうしてこう、制服の衣装ってあんなに良く感じるんでしょうね~。
WUGは慣れもあってか流石に制服に”衣装”感がありますが、ランガはフレッシュさも手伝ってよく似合ってます。
ブラウスとスカートはシンプルですが、胸のアクセントがそれぞれボウ、リボン、タイと違っているのがオシャレですね。
今回は頻繁に前の方で見れたので自然と足元にも目が行ったのですが、もっちーのシューズはソールもヒールも高くてちょっと踊りにくそう…に対してはやまるのシューズはペッタンコだったのが面白かったです。
そろそろ本題のセトリの方に入りますか。
初めての持ち曲であるカケル×カケルからライブは始まりました。
そして先輩のカバー2曲が続きます。
これらを開幕に持ってくることや選曲の理由については、いろいろと考察できそうで妄想が捗ります。
いつの間にか持ち曲もシングルが3枚に未発売のBreak the Blue!!の7曲が加わり8曲。
気が早いのを承知で言えば、BtB!!のB面や恐らく来年プリチャンの主題歌切り替えで増えて・・・
と順調に行けば、もしかしたらもう先輩のカバーを見ることは無いのかもしれませんね。
故郷を離れる決意を歌うカケル×カケルからの地下鉄ラビリンスの繋がり、
正真正銘の16歳が歌うアガペー、憧れを歌うMake it!。
どれも持ち曲が無い故の穴埋めに終わらない、今の彼女たちが歌い踊るからこそ
意味のある曲たちだと僕には思えます。
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ライブダム提供(<重要)カバーコーナー
4.正解はひとつ!じゃない!!/バラライカ(森嶋優花)
(大阪:せいいっぱいつたえたい/星間飛行)
(仙台:ラブミーギミー/No buts!)
正解はどこかでやってくれると信じていました(?)
カバーの正解はありがちで食傷気味、というのが本音ですが森嶋優花がやる正解はひとつ!じゃない!!には特別な意味があります。
ミルキィ現場においては正解の振りコピは義務教育レベルなので、カラオケに終わらずちゃんと要所の振りをバッチリ踊っていたのが嬉しかったです。
バラライカも色々と選曲の裏の繋がりを勘ぐってしまう1曲です。あっちゃんときらレボの話で盛り上がってはやまるに布教した話や、WUG座間公演でみゅーのバラライカのカラオケを見ていたり、伊藤彩沙のHiBiKi Styleに出た時も触れていました。
もっちーの選曲は はやまるが言うところの「過去」の曲が多いように感じました。No buts!は今放送している禁書から想起されてますけど。
概ね有名な曲が多いですがラブミーギミーはなかなか尖った選曲でした(突き刺さった)可愛らしさを前面に押すもっちーらしさを感じる曲です。
5.おジャ魔女カーニバル!!/私色ギフト(厚木那奈美)
(大阪:白金ディスコ/Zzz)
(仙台:太陽曰く燃えよカオス/寝・逃・げでリセット!)
ちなみにプリキュア系かジャパリパークかな、という僕の予想はハズレました。
私色ギフトは流石に予測不可能。
歌唱中ずっっっっと「明らかに聴いたことがあるのに曲名どころか何のアニメかも思い出せない」という違和感に苛まれていました。
この曲はデレ2期のEDで流れるシチュエーションで普通に涙が流れてしまうタイプの曲ですが、
終演後に歌詞を読んだら厚木さんが歌に篭めた想いを感じずにはいられず泣きそうになりました。
あっちゃんは全公演通して昼:盛り上がる定番曲/夜:スローテンポの可愛らしい曲
という選曲なのが特徴的でした。
Twitterに散々書き殴ったのでアッサリ済ませますが、仙台の寝逃げでリセットが本当にヤバかった。
10年来の記憶が呼び起こされて脳が揺さぶられました。
どう計算しても君は世代ズレてない?
ところで。オタク達が太陽曰くのセリフ部分を全くコール出来ていなかったのには時の流れの残酷さと自分の鳥頭に絶望しながらヤケクソにうー!にゃー!と叫ぶことしかできませんでした。
6.Snow halation/ETERNAL BLAZE(林鼓子)
(大阪:Catch the Moment/飛ぶサカナ)
(仙台:そばかす/ガーネット)
東京のはやまるは予想通りながら真ん中まっすぐの剛速球といったセトリ。
予想は出来ていたのでちゃんとUOを用意して臨みました。
ベテランのナナ様はともかくとして、μ’sに憧れた小学生が声優アイドルを既にやっている事に会場がザワつくのも無理はありませんね。
パパまるの英才教育恐るべし。
全体的に歌を聴かせるぞ!という意思がひしひしと伝わってくる選曲でした。
はやまるは高音と声の伸びが本当に凄くて、飛ぶサカナ、そばかす、ガーネットは本当に見事で聴き入ってしまいました。
エタブレとCtMは元のアーティストと比べてしまうのは可哀想なものの、
声の太さ、力強さはやや物足りなさを感じたのでこれからの成長に期待がストップ高です。
大阪でカバーコーナー、と始まった時はまぁ曲数も少ないし仕方ないよね。
なんて気分でしたが終わってみれば1人6曲、3人で見れば被りナシで18曲も歌っているわけですからかなり気合の入ったコーナーでした。
選曲も各々の個性に溢れていて、まだソロ曲がないので3人曲とは違ったメンバーのパーソナルに触れられる良コーナーでした。
ただ歌うカラオケに終わらずに、ちゃんとダンスも交えたりコールの煽りを入れたりと盛り上げる配慮もされていて、シッカリしたパフォーマンスになっていました。
ライブダムさんありがとう(重要)
・ツアーでも、シチュエーションでよーいドン!
昼:1.バイトでお弁当を間違えて1000個注文してしまった
2.寒い日に彼の手を握って心が温まる一言
夜:1.料理を失敗しちゃった時の一言(小道具エプロン)
2.私達、入れ替わってる~~!?(モノマネ)
(↑うろ覚え)
ラジオのコーナーとしては鉄板の大喜利をライブでもやってしまおう、なコーナー。
細かいレポは書けないので内容は割愛します。
あっちゃんが強い、と度々言われていますが恐らくアドリブ力が高いのではなく「妄想力が強い」らしいのでそれが強さの根源な感じはします。
実際あっちゃんの一言は可愛さの力押しだけでない、アイデア力?のようなものを感じました。
決して推し贔屓では御座いません。
はやまるはその若さ故か、男性が絡むシチュエーションには弱いように感じました。
しかし、その若さによる等身大のセリフがハマると大差で勝っていたのが印象的。
そしてもっちー。
ラジオでは以前バツゲームクイーンの名を戴くほどにセリフ大喜利に弱く、数えてませんが実際勝率はよく無さそうです。
バキーン!に始まり「殴っちゃ駄目だよ!」なんて窘められていますが、原因は何故か内容がネタ、ウケに走りがちなせいかな、と僕は見ています。
本人は至って真面目にやっていると思いますけど。
そんなもっちーですが今回は対等に戦えていましたね。
ステージ上だと身振り手振りが加わること、もっちーの一言はメンバーとスタッフよりもオタクにウケ易いこと、そしてもっちー推しオタクの投票時の圧がやたら強かったのが勝因でしょうか。
まだまだ照れがあったり、セリフを詰め切れなかったりしている辺りがとても初々しく感じました。
そういう部分も1stの醍醐味ですね。
照れてれして跳んだりしゃがんだりウロウロしてる鼓子ちゃんがかわいかったです。
全て見て投票もしたわけですが、まさかやらせ一切無しで4:4:4でオールタイになるとは。
これも成長の成果?なんでしょうか。
叙々苑に行くのはクラウドファンディングすれば一瞬で集まりそう
大阪の時点では曲自体も初披露でしたが、サクラジェラートを上回る切なげ、儚げなバラードでかなりの衝撃を受けました。
RGRの曲は盛り上がるアップテンポな曲だけでない事も広まって欲しいところ。
そして歌だけでなく、ダンスの表現力も凄いです。
緩急をつけた動きで雰囲気を壊さない、しかし動きは鋭く、自分には踊る3人がスライドライドやBreak the Blue!!とは別のベクトルでとてもカッコよく見えました。
"右手で何かを投げて頭上を通り左手でキャッチする” 振りが特徴的ですね(見た人にしか通じない)
僕のお気に入りは「おしゃれしたい かわりたい でもわからない」の所でパートのあっちゃんが歌う後ろで次々ポーズするとこ。
秋いろツイードは全体的にボーカル1人+ダンス2人で魅せるフォーメーションが多いように感じました。
あと、秋や夕暮れを連想させる斜めに差すオレンジの証明がキレイでした。
8.サクラジェラート
発売から7ヶ月、初披露と相成ったサクラジェラート。
この曲の話題といったら厚木那奈美嬢が考案した振付でしょう。
”あの”永野愛理が振付を初めてしたのが2ndの地下鉄なわけですから、これは大抜擢です。
メンバーに振付を考えさせる、という先例があったお陰でもありますね。
MCやラジオでも本人が注目ポイント(ピンクの化身みたいなもっちー、気づいてないような動きををするはやまる、サビの「ほ・し・が」で☆を描く)を語っています。
そこ以外で僕が好きな箇所としては、
・「満開のチャンス 儚い 晴れている日 は確率が高まる」であっちゃんが天を指差しながら左右に振る動き
・「ちょっぴり高いお店」で親指と人差し指で”ちょっぴり”を示した後、手のひらを天に向けて”高い”を示す動き(特にラスサビのもっちーがこれやるのが最強に可愛い)
です。
2サビ終わり(Dメロ前と言ってた?)の厚木さんダイナミックな足上げもオールナイトニッポンで触れられていましたね。
大阪で初めて見たときは間近だったので、一瞬何が起きたのか解りませんでした。
しっかり自分の見せ場を確保する厚木さん、なかなかしたたかですね。
サクラジェラートも秋いろツイードも、今回のツアーが初披露とは思えない完成度でした。
この等身大の詞を16歳高校1年生に歌わせるのかぁすげぇ。只野菜摘は天才。
メンバーもしばしば話していますが、春・秋と季節を感じさせるナンバーなので是非とも石濱翔&椎名菜摘コンビで四季を完成させて欲しいところ。
個人的には夏は盛り上がるアップテンポでありつつ、歌詞は実は切ない片思いみたいな感じでお願いしたい。(チラシの裏)
……、この2曲次はいつ見れるかな………
9.スライドライド
コールも静かな2曲から一転、激しくカッコいいスライドライド。
カケル→スライドライドでユニットの方向性を見せてきたか?と思いきや、カップリングのサクラジェラートやキラッとスタートでまるっとイメージを覆してきて仰天したのもやや懐かしいです。
混声のところが上手くなったように感じたけど多分オタク特有の勘違いで元から上手。
ところでスライドライドの衣装、かなり限定的な期間しか見れなかったので、グリフェス衣装共々またどこかで見る機会が欲しいです。
10.Break the Blue!!
合間にガーリーの宣伝を挟みつつ新曲のBtB!!(‼を付けるのは重要)
1月から放送の主題歌で発売は2月ですから、一足どころか二足も三足も速く披露してくれるのはかなり嬉しいですね、こらえ性がないもので。
開幕のグリペンの「BARBIE01, creared to take off.」の台詞からフラッシュ連打で浮かび上がるシルエット、3人の編隊飛行をイメージしたクルクルと回るようなフォーメーションダンス、切り裂くような鋭い腕の動きとひたすらに全編カッコよさ全振りです。
アウトロで音が切れた後の2段キメポーズも見所です。
曲名に「Blue」が入ってるので、僕らのフロンティアみたく青を振るのが定着しつつありますね。
しかしI've高瀬一矢の曲提供には驚きました。
B面の発表はまだありませんが同様にI've提供かもしれないと思うと今から楽しみです。
11.Go!Up!スターダム
「私たちみんなまだ小さな星
でも輝くために生まれてきた」
オールナイトニッポンにて(まだ聴いてない人こんなん読んでないで聴いて)、
「ゴアスタの前口上は自分が考えてメンバーにも中身は明かさずに当日喋っていた」(要約)と言っていましたが、でしたが本当にすごい子です。
「子」ですよ「子」。まだ16歳なのに、グループのセンターを張って、上京して、プリチャンの主役を演じて、高校にも通って。どれほどの重圧と苦労か想像もつかないです。
内容は6公演とも全て違っていました。(正確には会場ごとに大筋が3通り、昼夜で細部が違う)
その内容は客観的に聞けば陳腐にも聞こえる、よくあるバラードの歌詞のようにも感じられました。
しかしそれは普段は弱音や辛そうな姿は見せない現実の、等身大の彼女の真実の言葉でした。
同時に、走り始めて1年、まだ小さいと言わざるを得ない新星の力強い決意表明でした。
ゴアスタの歌詞は後期になりチームメンバーの揃ったプリチャンに合わせて「仲間と共にスターダムを目指す」筋書きになっていますが、これがまたカケル×カケル然り、今のRGRと重なるように作ってあるのが本当に上手いですね。
振付の話をすると、一番のポイントは例のあっちゃんのシュールキレキレの動きがカッコイイ「目指してた場所 スポットライト ~」のところでしょうか。
サビのラストで人差し指を立てて左右にジグザク→小指を立てて「約束ね」のところも好きです。
12.プリマ!ドンナ?メモリアル!
間髪入れずにプリマドンナに入ります。
プリマドンナはに周知の通り、歌詞中に歴代のプリティシリーズを想起させるワードが散りばめられているのがニクイですね。「”愛ら”しい」と「”見上”げる」は自力では気付けませんでした。
厚木さんはプリティーシリーズに出演することが夢で、デビューして早速夢が叶った上にこんな曲まで歌ってしまって、本当にシンデレラガールです。
この曲はサビで歴代のキャラやメンバーが演じる各キャラの決めポーズが途中に入るのが特徴ですね。
間奏やサビの最後の決めポーズは「プリマ」に因んでバレエが意識されています。
あと個人的に、サビの「モーメント」「メモリアル」の辺りで頭をチョンチョンチョンする振りが可愛い。
サビは振りコピに忙しくて全然コール出来ませんでしたスミマセン。
13.キラッとスタート
そして最後はこの半年間歌い続けた、キラッとスタートで締め。
何度も見てきましたが、キラッとスタートは盛り上がるし否応なく楽しい気分になります。
今回のツアーを通してサビの「世界中をハッピーで繋げよう」の手を前に出して上げるタイミングが目をつむってても推しと合わせられるようになりました。
皆さんはアンコール、してますか?
4年半前のステラボールで「イベント、やらせてください!」があった日、アンコールなんて文化を知らなかった僕は集まった観客たちが、アニメと同じように「Wake Up, Girls !」と何度も叫ぶ光景にいたく感銘を受けたのを今でもハッキリ覚えています。
なのでアンコールという行為には凄く思い入れが強いんですよね。
そんなわけでWUGの現場では大真面目に裏方の演者まで届けとアンコールしてますが、次に「Run Girls, Run!」とアンコールで叫べるのがいつになるか判らないのもあって今回はかつて無いほど声を張りました。
テンポ早くなっていくのがめちゃくちゃ嫌いなので、音頭とって何とか速度調整できたのが嬉しかったです。
アンコールで声出すと体も温まるし演者が出てきた時の嬉しさもひと塩ですので、オススメですよ。
En1.Pretty Prism Paradise!!!
最後の最後で本当にトンでもない隠し球を持ってきましたね。
大阪・仙台はアンコール後はMCだった油断と、アンコールで叫び続けていた緊張が切れた瞬間に耳馴染みがあるイントロが流れてきたせいで周囲に奇態を晒してしまいました。
今までのカバーレパートリーにも含まれていない、正真正銘の初披露だったので本当にビックリしました。
3人で歌える初期プリパラの曲、というのが理由ですかね?
プリチャンでユニットが分かれているからスーパーキューティーなんかも出来ないし。
選曲や決まった経緯とかもどこかで聞きたいところです。
7月に渋谷でやった1周年イベントで披露済みだったそうで・・・(WUG座間により無念の不参加)
僕自身は憶えてなかったおかげでめっちゃ楽しめました!(ポジティブシンキング)
サプライズという事もあって体感では尋常じゃないくらい盛り上がったんですが、東京公演を見に来たワグナーは?マークを浮かべてたりしてて曲自体を知らなかったりもしたみたいなのが割りとショッキングでした。
En2.カケル×カケル
今回のライブ、単純に編制できる曲が少ないのもありますが、本当に構成がキレイだと感じました。
始まりのカケル×カケル。
お世話になった先輩の曲たち。
カラオケながら選曲に個性溢れるカバー。
これまた個性溢れる大喜利コーナー。
静かに魅せる秋いろツイード&サクラジェラート
熱く盛り上げカッコよく決めるスライドライド&BtB!!
今の彼女たちを彩るプリチャン&オールフレンズの曲たち(とPPP!!!)
再びここから走り出す決意を込めて、もう一度カケル×カケル
一回やった代表的な曲をアンコールの最後に持ってくる構成、大好きなんですよね。
カケル×カケルはあんまりタオル回す曲感はないので、今後そういう曲ができて定番になるといいですね。(ラジオでは”夏”の曲に、と言ってましたね)
ラスサビで下に降りてくることは椅子の配置で察しがついたので、昼は眼の前にメンバーが来てくれる席に陣取れました。
ステージ上ではあんなに大きく見えるのに、眼の前に来るとメンバーは(もっちーだけでなく)本当に小さくてそのギャップにビックリします。
僕はシャイボーイなのでライブ中はレスを求めたりしませんが、近くに来た時におっ!みたいな顔をしてくれるとやはり嬉しいものですね。
運良く抽選に当たってステラボールで初めてWake Up, Girls!を見てから4年半。
(結果的にですが)入れ替わるように生まれた妹分ユニットの1st LIVE TOUR。
限界に挑むようなHOMEツアーと比べればたかが3ヶ所6公演とはいえ、WUGが解散を控える今、これを全通した事には(いつの間にか遠い所まで来てしまったな)と隔世の感というか、謎の感慨があります。
これを書いていて「初々しさ」「至らなさ」といった未熟な部分も今のRun Girls, Run!の魅力に数えている自分がいることに改めて気付き、ジジ臭すぎて笑けてきました。
「アイドルは物語」なんですよね。
青田買いというと打算的に感じてしまいますけど、やっぱり立ち上げから成長を見続けるのがアイドルの1番の楽しみ方だと自分は思います。
これが贔屓なのかは主観では判りませんが、RGRは活動2年目にしては演技に歌にダンスと、本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていると思います。
WUG新章の演技なんて、WUG当初の棒台詞の数々が頭にあったものですから本当にブッたまげました。
そんな彼女たちの出発点を目撃してるのは当たり前ですが殆どワグナーなわけで、今でこそプリチャンを通じてi☆Risの面々と一緒にいることも多いですが、何かの縁だと思って折角だから興味を持ってほしいと僕は思います。
今が時間的にも金銭的にもハードなのは自分も痛いほど知っているので無理強いは出来ませんがね。
そんな事を言いつつもWUGはWUG、RGRはRGRとして彼女たちらしさ、「Run Girls, Run!らしさ」を探してほしいと思います。3人それぞれの個性もかなり発揮されるようになって「らしさ」が見えてきたような気がします。
初めに「言わない」と書きましたが、備忘録なので集客のことにも少し触れとこうと思います。
大阪が300人ほど、仙台に至っては200人、東京は何だかんだ集まってくれて550人ほど。
用意されたハコのキャパは置いといても、だいぶ厳しい数字なんじゃないかなと正直不安になります。
WUGもプリチャンも看板にせず、あくまでRGR単体として集客できる人数が今はここらへんということでしょう。
「3人の声優ユニット」で頭にパッと浮かぶのが自分はTrySailとイヤホンズなんですが、今後ユニットが人気を獲得するのに必要な事を彼女たちから見習うとすれば「1人1人個人が活躍する」なのかな、とぼんやり思っています。
メンバーが少ない、というのは単純に入り口や取っ掛かりになる要素が少ないことにもなる筈。
人数不利を覆せるよう、メンバーそれぞれが業界で存在感を示せるようになるのが大きな目標になりそうですね。
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本格始動したショーケースイベントから数えればまだ1年。
先行きを不安に思うよりも建設的に、これからの彼女たちに期待するとしましょう。
STAR☆ANIS/AIKATSU☆STARS!、ミルキィホームズ、WUGの立て続けの解散にすっかり参ってしまってイベンターやめるぞモードでしたがもう少しだけ、ブツブツ言いながら声優現場を彷徨っていたいという気持ちが湧いてきました。
Run Girls, Run!がどんな物語を紡いでくれるか、見届けさせてくれ。
そう感じさせる1st LIVE TOURでした。