イベント備忘録

セトリと感想の覚書

Run Girls, Run! 1stアルバム「Run Girls. World!」 レビューとか考察とか四方山話とか

皆さん元気ですか?

わたしは元気です。
 
水色えぬつーと申します。
やっぱりブログの出だしはこれが一番しっくり来る、というか収まりがいいです。
ぶってるとかじゃないです。
 
 
ほぼ2ヶ月ぶりの更新なのでそれっぽい近況とかから書き始めようかと思ったけど無駄に長くなるのでやめます。
そういえば前回のアンサー記事みたいなのを1000字ほど書いたところで虚しくなって消したのを思い出しました。
 
 
ついに発売しましたね。1stAL、Run Girls, World!

このブログを読みに来ていて発売から2週間以上経っているのに未だに聴いていない人はいないと思うので宣伝とかは省きます。

 
告知から数えれば約10週間ほど。
比較的早い発売でしたが6thまでシングルをリリース、ファンとメンバーからのアルバム待望の声があったもののなかなか実現せず。
スライドライドのデビューから数えれば2年3ヶ月かかりました。
 
コロナ影響もあって初めて自分たちのアルバム完成品を手に取り、万感の思いに浸る様子も先日の三人四脚自由形#10-#11-#12の生放送で見られました。

https://www.youtube.com/watch?v=gHJmZALDKgA

開封している所はyoutube、ニコニコ共に無料部分で見れます。

 
初期から応援してきた自分としても、流石にかなり感慨深かったですね・・・ 
 
 
というわけでいつも通りなんですが、考えの整理も兼ねて今の気持ちを書き残しておこうと思います。
 
基本的には各曲レビューの体裁ですが、音楽的な素養がないので素晴らしい曲揃いなのに残念ですが感覚的で抽象的なことしか書けないと思います。
これまで追いかけてきたなりに各曲に思うことを書いていくので、思い出語りが多くなりますがご了承ください。
 
 
✄------キリトリ------✄
 
アルバム発売に際して
 
リリース告知は3/7の三人四脚自由形の放送で行われました。
これは邪推ですが、中止されたホワイトデーイベントで大々的に告知されていたかもしれないと思うと今でもやるせない気持ちが拭えないですね。
 
 
今までのリリースに比べ特殊に感じたのがShare the Night内にて発売前に毎週1曲ずつ披露があったことです。
新曲6曲中、公開MVがフルサイズだったランガリング・シンガソング、発売までお預けだったイルミナージュ・ランドを除く4曲がラジオで発売前にフルサイズで聴くことが出来ました。
 
ラジオでの事前フルサイズ公開は個人的にすごく良かったです。
①発売より早く聴ける(当たり前体操)
②単体だけではなく、曲フリなどでメンバーから楽曲のトークが聞ける
発売されて一挙公開されるよりも1曲ずつを咀嚼できる時間的猶予が増える
 
ぱっと思いついたメリットを上げましたが、自分の場合は特に③が大きかったと感じています。
極端な例ですが、フルアルバムで新曲10曲!みたいな事されると好み的下位の曲とか、曲と曲名すらあやふやなまま終わったりする事がそこそこあります。
(もちろんプライマリなアーティストでないから、というのはありますが)
 
発売直後のライブで全曲披露されるけどそれ以降はリード曲しか披露されず幻の曲と化すやつ。
 
 
shortで試聴公開は一般的ですが、short尺だと雰囲気掴んだり楽しみ~くらいで終わってしまいます。
まぁそれが目的なんですけど。
 
CDなんてコレクションアイテムに成り下がった現代、告知と同時にMVフルサイズ公開、期間限定でフルサイズ試聴くらい気前がよくても良いのでは?と消費者としては思ってしまいます。
買わない人は何やっても買わんだろうし。
 
 
話が逸れました。
 
発売前に曲を公開していくデメリットは実際に手にした時のワクワク感とペイオフというより前借りしているので発売日の楽しみが減ることでしょうか。
実際一長一短ではありますが、毎週公開されるのが楽しみで深夜25:30にラジオをリアタイしていたのもなかなか楽しい経験でした。
 
 
 
収録曲
 
今回で6曲増えてソロ3曲込みでRGRの持ち曲は20曲となりました。
 
声優ユニットの楽曲増加ペースの平均値や中央値は分かりませんが声優系アーティストという括りで言えば3年かけて20曲は少ないのでは?
 
シングルリリースのペースは普通なのにアルバムでSG数枚分の新曲がドカッと増えることが無かったのが理由でしょうか。
大抵どこも1周年とかでアルバムを出すような気がするんですが、ランガはそれが無かったので本当に念願の1stアルバムというわけです。
 
WUGの時もそうだったと自分は思ってるんですが、なんだか1曲1曲を本当に大事に積み重ねていってるなぁと思えて今ではこの売り方が好きです。
全ての曲にそれぞれ物語が付加されていって。
「不要な曲」が無いんですよね。
なんか影が薄いカップリング曲」とか「パッとしないアルバム収録曲」とか。
 
初期は全然曲増えんやんライブいっつも同じ曲ばっかやんみたいなフラストレーションにも悩まされるんですけど。
 
メンバーたちの言う通り、Run Girls, World!は「名刺代わりになる1枚」となっています。
 
 
構成を分解すると
・リード曲、”ランガリング・シンガソング”
・RGR名義ではないWUB!3に入っていたはじまりの曲、”カケルxカケル”  
・SG表題6曲 + 両A面なので表題曲扱いである”never-ending!!”で7曲
・プリチャン主題歌”イルミナージュ・ランド”+いつもカップリングに入っていた四季曲”水着とスイカ”(実質SG1枚相当)
・ソロ曲計3曲
 
と分けるのが個人的には自然かなと思っています。
 
新曲の量的にはミニアルバム相当ですね。
体感的には「リード1曲とキャラソン(ソロ)が入ったベストアルバムに新シングルが1枚くっついてる」ような印象です。
 
発売後のツイッターを眺めていると「なぜネバーエンディング?」「キラリストはOPなのに入ってないの?」という困惑が散見されましたが一応ルールに沿った形です。
足りない部分はあるものの個性あふれるソロ曲も入っていますしランガ始めようキットとしては過不足ないスマートな内容に仕上がっていると思いますね。
 
 
BDに入っているMV集は非常に助かります。
これ1枚で交換せず全部再生できて手間がないというのはもちろんのこと、スライドライド、キラスタ、ゴーアップまでは付属がDVDなのでyoutubeに投稿されているやつの方が画質良いという腹立たしい状態だったので。
 
 
さらに今回はゲーマーズで限定版ソロトークCDもあります。
めでたい1stALということもあり良い記念品になりました。
内容は各人20分弱、自宅収録ではありますが音質は気になるほど悪くはありませんでした。
 
 

各曲感想

 
 
M01.カケル×カケル
1曲目はここから。
 
メンバー達も曲順について言及していましたが、M01にはリード曲が来ません。
 
始まりの曲にして決意の曲。
先日のA&G TRIBAL RADIO エジソンのゲスト回では今でも仙台を特別に想ってくれている一幕があり、何だかジーンとしてしまいました。
 

結成から間もなく3年、「Wake Up, Girls!新章から始まったグループ」というのを知らない人は流石にあまりいないでしょうが、徐々に「その事実を知っているだけ」でその頃に立ち会っていないファンも割合で言えば増えてきてる・・・と良いなぁ。

昨年の2nd渋谷でSHIFT(WUG曲)をカバーした時の盛り上がり様を見たときはまだまだワグナー崩れ(わたしです)が多い印象でしたが、プリチャンの勢いも増して3年目に入りましたし新規にも現場へガンガン入ってきて欲しいところ。

3人とも地方出身というのもあり、3人の始まりに相応しい歌詞となっています。
 
 

ここからはアルバムに関係ない余談ですが、残念ながらこの曲は先日発売された「神前 暁 20th Anniversary Selected Works DAWN」には入れて貰えませんでした。
ちょっと残念なような悔しいような。
 

神前氏はWUGに関しては相当に思い入れがあるように推察されるのですが、後輩のランガちゃんについては今どう思っているのかなーと気になったりも正直します。

神前暁田中秀和広川恵一という三柱の神々をオーディション審査員に迎え、神作曲家たちの祝福を受けて生まれたのがRun Girls, Run!
今後もたくさんの神曲に恵まれていくことを期待しています。
 

(曲の技巧的な解説はまったくできないので感想は全曲こんな感じです)
 

M02.スライドライド

デビューシングル表題ですが、いきなり試練を与えてくる広川神。
一応始まりの曲としてカケルが提示されていたわけですが、(RGRはこういう方向性なのか)と驚きを隠せませんでした。


しかもカップリングはサクラジェラートだし。色々飛ばしすぎじゃないですか?

これを歌いこなせるようになるか、というのがランガ最初の目標みたいなところがあったんでしょうかね。
成長のバロメーターのようなところがある曲です。
 
プリチャン主題歌と違ってリーチする層が多い深夜アニメタイアップということもあってか、youtubeやサブスクの再生数では他よりけっこう上位だったりします。
 
 
M03.りんごの木
 
ロックナンバー繋ぎ。
念願のソロ曲、はやまる編。
 
一回し約1分、全体で3分にも満たないスピード感にストリングスが入って一陣の風が抜けていったような爽やかさ。
イントロかと思って聴いていたら実はAメロ、アウトロもあと1、2小節くらいあるかな?というところで急と感じるくらいサクッと終わるのが徹底している感じがします。
 
勝手な解釈ですが、まるで何か急き立てるような、次へ、次へ!と突き進むがむしゃらさを曲の構成から感じました。
 
ランガ楽曲の文脈において只野菜摘さんの作詞はもう抜きにしては語ることはできない重要な存在になっています。
"林"檎、はやまる上昇気流、座標軸はここ、と「林鼓子唯一人のためだけの曲」であること表すワードが散りばめられています。
 
「”林”鼓子 イメージカラー:赤」から「赤い林檎」をモチーフにする発想力に脱帽です。
 
歌詞については湖底人氏のブログに言いたいことが全て書いてあったので引用させて頂きます。

歌詞には「はやまる」「ここ」「林(檎)」と名前を表す言葉がすべて入っています。2番以降を読むと「カケル×カケル」の後日談のような趣もありますね。「翻弄しないでよ 憧れさせただけで 遠ざかってしまうなんてずるいよ」って、先輩たちのことを言っているのでしょうか……。

なぜに林檎?と思ったんですが、「欲望フレーバーのりんご」「仕掛けた罠」などのフレーズが登場し、個人的な解釈としては旧約聖書の『禁断の果実』がモチーフなのではないかと思いました。『アイドル声優』という甘い果実を口にしたことによって、原罪を背負い厳しい環境の中で生きていくことになった、その決意を歌っているというものです。解釈違いだったらすみません。

 
「憧れさせただけで遠ざかってしまうなんてズルいよ」の部分はカケルの「追いついてみせるんだ」の走り出した頃のがむしゃらな決意のその先、葛藤や挫折を感じさせます。
 
 
幼い頃からステージで歌うことを夢見て挑戦と挫折を繰り返してきた、誰よりも真面目に真摯で向上心があって、でも最年少でまだ18歳だからこその未熟さや傷つきやすさもあり、そして何よりも可能性を秘めた林鼓子という一人の人物の等身大の応援歌です。
 
ステージ上で座標軸を示すはやまるが見れる日が楽しみです。
 
 
M04.キラッとスタート
 
2ndSGですがこっちがデビューだと思われてそうなくらい代表的な曲です。
スライドライドからの温度差がすごい。
 
語りたいことは概ね昔のライブ感想に書いてると思うので省略。
カケルやスライドライドが割とコール挟む隙間が無かったのもありベタベタなこの曲にコールがどれだけ入るかみたいな探り探りだった時期をたまに思い出して懐かしんだりします。
 
メロのベースがゴキゲンな感じ出ててだいすき。
サビのベースがやたらデカくてもっとすき。
 
 
M05.Go! Up!スターダム
 
3rdSGでプリチャン第2オープニング主題歌。
2018年の1stツアーを象徴する曲でもありました。
 
以前のブログに書いた気がするので割愛しますが、走り出した初心を描くのがカケル×カケル、その後ステージに立ちスポットライトで照らされる側となった女の子たちがスターダムを目指していく様を描いたこの曲はランガ第2章のような曲だと思っています。
 
MVの体育館や屋上で踊るシーンがまるで学園ものドラマのEDみたい(?)で大好き。
振り付けも1番好きかもしれない。
 
 
M06.Break the Blue!!
 
1年ぶりのプリチャン外のタイアップ。
 
主題歌になったガーリー・エアフォースのヒロイン・グリペン森嶋優花の抜擢、RGRが主題歌担当にも大層驚きましたが、サウンドプロデュースI've、作編曲・高瀬一矢には目玉が飛び出ましたね。
 
当然方向性もガラッと変えてきました。
カッコよさ全振りで曲中はメンバーもキリッとした表情をしています。
 
MVも自衛隊協力で実機の前で撮影、今回収録されていませんがシングルのBD付きには現在唯一メイキングが収録されてる気合の入れようでした。
あと歌詞カードにはブックレットよろしく戦闘機に搭乗しているスナップが載っています。
 
そんな3人の歌い方にも注目して欲しいんですが、曲自体が凄くカッコいいので時間と手段がある方はinst版も聴いてほしい。
とりあえず普段使ってるspotifyのリンク
Break the Blue!!(Instrumental)

Break the Blue!!(Instrumental)

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

林檎にもある
 
あともっちーも参加しているガーリーのED主題歌、Colorful☆Wingもぜひ聴いて欲しい。
Colorful☆Wing

Colorful☆Wing

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

これアニメサイズだとイントロ無しでAメロから始まるんですけど原曲は42秒のバカ長いイントロがあってしかもそーれがまたI've全開のサウンドで当時ゴロゴロ転げ回りました。
 
 
WUGの「Beyond the Bottom」をBtBと表記していた風習からBtB!!と省略することがありますが、最近たまに‼が抜かされてるのを見かけます。
大抵文脈でRGRの方ってわかりますけどちょっと紛らわしいなと思ったり思わなかったり。
 
 
M07.Darling Darling
 
森嶋さんのソロ曲。
曲順的にBtB!!の温度差について各所でネタにされていますね。
 

――『ガーリー・エアフォース』の『Break the Blue!!』は非常にカッコいいサウンドに仕上がっていましたね。

森嶋:そうですね。私自身は可愛い楽曲の方が好みではあるんですけど、カッコいい曲の方が歌いやすいんですよ。そうした方向性に気づくことができたのも、『Break the Blue!!』のタイミングくらいだったので。本当に役柄含めて新しい自分の可能性を見つけられたなって思います。

インタビューで可愛いよりBtB!!のカッコいいの方が歌いやすいと語ってるのが意外でした。
 
 
高田暁氏もそうですが、まさかランガの曲に「Soflan Daichi」がクレジットされる日が来るとは。
今回はディレクションをキサラ氏が行っていたりとランガの1曲1曲、1枚1枚へのこだわりの強さを感じます。
 
 
歌詞カードの奥付にはプレイヤーからMixエンジニア、使用されたスタジオや各曲コーディネーター、他にもパッケージやアート、メイク担当など事細かに書いてありますが、生放送の開封時にも「制作にたずさわってくれた人たちが載っているこのページを見て欲しい」と言っていたのが一瞬の出来事でしたがとても心打たれました。
 
22:16あたり。再生ボタンを押すとそこから始まります。
 
 
奇をてらわない曲構成でむせるほど可愛さ全振りなのが、何だか一昔前のキャラソンぽさも感じ不思議な安心感があります。
ランガの曲は変わり種が多いので、こういう直球でキャッチーな曲が増えてくれるのは嬉しいですね。
 
インタビューなどで「コールして応援してくれているみんなを想像しながらレコーディングした」と度々口にしているので、この曲の真価は歌い方に調子を付け表情やダンスでさらに味付けされたステージ上で発揮されるのでしょう。
そうしたら受ける印象や感想も変わりそうなので楽しみです。
 
 
M08.never-ending!!
 
上でも触れている通り両A面扱いなのでnever-ending!!が収録されています。
逆にこうなるとキラリスト・ジュエリストだけがプリチャン主題歌なのに不自然に外されているように見えるのも確かですね。
 
この曲についても2ndライブ感想で書ききった感があるので割愛

enutunnlog.hatenablog.com

 一番下のあたり
 
ライブパフォーマンスの前提あっての解釈ではありますが、カケル→ゴーアップ→ネバエンというRGRサーガの第3章だと勝手に思ってます。
 
 
ラジオが終わる時にいつも流れているのでイントロを聴くとラジオの終わりを錯覚します。
 
 
M09.ダイヤモンドスマイル
 
とにかく曲のテンポが早くて気づくと終わっている曲。
 
初見時に(サビの構成がなんかワガママMIRROR HEARTに似てるな)とぼんやり思ってたら作曲者が同じ加藤裕介氏だったことがただの偶然かもしれませんが個人的に印象深いです。
 
これもプリチャン主題歌ですが少し憂いや切なさ成分を含んでいたゴーアップ、ネバエンを経てキラスタのような元気一本に返って来た印象です。
 
 
M10.水着とスイカ
 
本盤最大の問題作。
春:サクラジェラート、夏飛ばして秋:秋いろツイード、冬:スノウ・グライダーと綴られてきた石濱翔只野菜摘コンビの季節曲とかシリーズとか四季○○とか、呼び方は特に統一されていませんが一繋ぎと思われる楽曲群の最新作です。
 
順序は特に明言されていませんが、歌詞のつながりを鑑みれば基本的に時系列はリリース順だと考えられます。
ただ、たとえば冬~秋でも特に歌詞の矛盾は無いですし、細かいところに目を瞑ればいくらでも順番は入れ替えられるので解釈は自由だと思います。
 
 
夏曲と言われればポップだったり縦ノリだったりタオルや腕を振り回すような曲・・・といかないのはこれまでの曲通りでした。
 
 
シリーズ通してのfuture bassを踏襲していて、かつどこかノスタルジックで優しいメロディ。ほぼ同じメロを繰り返しつつそこにソフトなラップ調や台詞として入る歌。
サビ前のドロップもソフトで優しく、歌い方もスノウ・グライダーのような強い感情の乗せ方は無く。
ラスサビに向けての盛り上がりはありますが大きな転機は大サビに無し、そのまま一定のテンポを保ったまま曲は終わります。
 
これらの要素が相まって夏が終わるような淋しさ、まるでひと夏の想い出を回想しているようなノスタルジーを感じさせます。
 
 
歌詞についてもかなり深く練り込まれています。
これまでの歌詞の引用や一部分を想起させる箇所が多数あります。
羅列するのも無粋なのでしませんが、ぜひ歌詞カードとにらめっこしてみて欲しいです。
 
サクラジェラートのリリースから2年と3ヶ月、続きものになるとは思っておらずリアルタイムで追ってきた身としては謎の感慨深さがあります。
どういう経緯でシリーズ化されたのか、どの辺りから構想が始まったのかなど結構気になります。
 
 
歌詞の解釈についても正解はありませんが、自分の考えを書いておこうと思います。
 
水着とスイカを聴いた段階で「結局”きみ”は主人公の想いには気づかずただの幼馴染と思ったまま終わってしまったのだな」と思いました。
(私たちまだ 距離が離れている)
(それはたぶん誰にも気づかれない想いだった)
辺りが根拠でしょうか。
これは共通認識かと思います。
 
また会いたいねなんて連絡するよなんて嬉しいことを言われてゆるしてる)
という箇所についてはビキニの魔法で主人公が魅力的に見えたからそう言ってきたとも取れるけど・・・どうなんだろ。
引っ越した後に久しぶりに会った幼馴染だし、それくらいは普通言うよなぁ。言わない?
 
とはいえ彼からすれば主人公ちゃんは引っ越すことや海に行くから久々に会えそうなことについて、真っ先に教える程の相手でも無かったと思えばほんのちょっぴりの進展ではあったのかな。
サビの(砂の空白 それぞれ好きな場所から見つめている)が、どことなくお互いの見えているものがすれ違っていることを示唆しているのかなと思いました。
 
 
ピンクについては情報が少なすぎるのでその後どうなったか何とも言えませんね。水着とスイカには出てこないし。
歌詞に出てくる(都会に住んで私立に通うような)(彼が好きなひとはいつも遠くからやってくる)が春に彼と仲良さそうだったピンクのことを指しているとして、そもそもピンクが ”彼が好きなひと” というのも主人公がどうやって知ったかは分からないんですよね。
 
主人公の雰囲気から察するに直接訊ねたとは思えないので、周囲から聞いたか、あるいはただの勘違いで従姉妹とか親戚である可能性だってあるでしょう。
 
 
ただ、水着とスイカ(裸足のまま歩いてくるのは どこか知らない顔してるひと)という一節があります。これは”きみ”の事だとすればかなり示唆的じゃないでしょうか?
主人公も久々に会った彼が少し顔つきが変わっていることを察した・・・、その結果が2番の(振り払うように)(強く強く弾けながら割れたよ)なのではないでしょうか?
 
夏に至るまでは片想い、別の好きなひとがいる彼、という構図で詞が進んできましたが水着とスイカは明確に失恋を歌っていることにやや違和感があるんですよね。
ふつう失恋って告白をしてフラれたとか、すでに恋人がいると分かった時に発生するものですよね?(マンガ・アニメでの知識)
 
あれだけ(もういいの) と自分に言い聞かせるように繰り返していたのに(昨日あせって冒険する)くらいですから、”きみ”と再会する前の主人公は(誰にも気づかれない想い)を抱いたままだったわけです。
 
それが2番のスイカ割りが始まった頃にはどこか自棄っぱちな気持ちでスイカを叩き割ってる、というのは何かあったのでしょう。
何か、というのが上述の察しだったのではというのが私の推測です。
 
 
歌詞に書かれていない部分は補完できませんが結局のところ、主人公はいろいろと思い悩んだり(淋しかった季節におこって)はいても "きみ" に具体的なアタックは仕掛けていないんですよね。
そりゃあ負けます。幼馴染は負けヒロインの典型です。
 
勝手な推測に推測を重ねますが、主人公も告白をしてしまったら(私たちはずっと友達で幼なじみね)という今の関係も崩れてしまうことを恐れてしまったのかもしれません。
別の人が好きであろうことを察している以上、玉砕覚悟というのも難しかったでしょう。
 
というわけで「彼は主人公に振り向きもせず、想いは気づかれることさえ無く砕け散った」というのが自説です。
 
林さん、厚木さんの2名は「男の子は大きな魚を逃した、可哀想」というような受け取り方をしているようにインタビューやラジオで語っていますが、なんとなく解釈違いを感じます。
”きみ”は終始(たぶん)ピンクと上手くやっている、というか結局主人公の中で想いがぐるぐる回ったまま接触や進展無く話が終わってしまうので、乱暴に言うと「勝手に恋して勝手に失恋した」だけに取れてしまうんですよね。甘酸っぱいどころか、甘さは無くただ酸っぱいだけです。
 
他の人の感想を拝見していると(どこか知らない顔してるひと)の部分をどう捉えるかでかなり変わるように感じました。
「(主人公の想いを)どこか知らない顔(フリ)してるひと」という考え方もできて奥が深いなぁと。
 
 
長くなりましたが、以上が私なりの水着とスイカ考察でした。
 
 
主人公的には散々な考察内容になってしまいました・・・。
 
想いは成就しなかったわけですが(それでもずっと ずうっと 忘れないよ)という締めくくり方、そして上で書いたような優しい歌い方と回顧のようなノスタルジックな雰囲気のおかげで、悲愴感ではなくちょっと胸が締め付けられるような切ないラブソングにまとまっているのが本当に巧みですね。
 
 
 
関係ないですが「桜色クレッシェンド」と「minority emotions」の続編をお待ちしております、やしきん先生。
 
 
M11.逆さまのガウディ
 
水着とスイカの考察だけですでに疲れた
厚木那奈美さんのソロ曲です。
 
曲順としてはサクラジェラート、スノウ・グライダーの振り付けを担当していて季節曲と縁が深いということでこの位置と思われます。
 
秋いろツイードだけ違うというのが未だに違和感ありますが、どちらも初披露が1stLiveTourだったので一度に振付考案2つは大変だったからですかね。
水着とスイカもあっちゃん振付になると期待してるので本当に楽しみです。
 
 
「逆さまのガウディ」、まず曲名の時点で難解です。
モチーフとしては建築家のアントニオ・ガウディその逆さ吊り実験(=フニクラ)の事というのはググれば一瞬でわかりますが、さりとてどういう曲なのかはさっぱり想像がつきませんでした。
 
試聴が公開された時、StNでフルが公開された時、そして歌詞も見ることができる今となってもなお難解な曲です。
ところで「逆さま」って字面も発音もなんか可愛くないですか?
毎度思うんですけど曲名の発案者も気になるので誰か書いといて欲しい。
 
 
音の当て方から詞の一篇にいたるまで、言語化は出来ないのが悔しいですがとにかくオシャレ。
初めてのソロ曲、オシャレ感というつながりでオオカミとピアノを何となく連想しました。
この曲は特にinst版が無いのが惜しく感じます。
 
 
ところでコードギアスR2の紅月カレンのキャラソンOne More Chance(12年前の曲)に間奏のコーラスやリバースだったりがあって似てると思ってるんですけど、誰かわかってくれません?

www.youtube.com

違法アップロードダメゼッタイ

 
テクノポップ的な部分だとDメロで急にラップが入ってくるところとか寝・逃・げでリセット!(13年前の曲)ぽさがあるとこれまた勝手に思ってます。
 
 
作曲の広川氏によれば4つ打ちのメロからサビの跳ねるような生ドラムによる2ステップビートに切り替わるのがこだわりポイントだそうな。
 
 
これまた難解なのが歌詞。
「会いたいのに会いたくない」「ふわふわしてる魅力的な引力と追いかけごっこつかまらないよ」などの部分から恋の駆け引きを表してるのかな~ということは察せます。
 
ちょっと不思議でフックになる箇所の多い詞の言葉遣いが、しっかりしているようであざといくらい抜けているとこもありつつふわふわしていてやっぱり不思議なところがある厚木那奈美さんの魅力を醸し出しており、本当に巧みです。
 
コーラス(not nana...meet to you)もオシャレ、でもちょっと不思議な雰囲気が出しています。
極めつけはラップパート。もう意味わからん。誰か説明してくれ。
 
「マンガのなかの美味しそうなチーズ きみは狙ってる好奇心のマウス」って。意味はわかるけどでもやっぱりよくわからない、絶妙なワードセンスです。
ところで「追いかけっこ」じゃなくて「追いかけ”ご”っこ」なのには何か意図があるんだろうか?
 
 
今回の新曲はすべて只野菜摘さんが担当されていますが、WUGの初期からのお付き合いというのもあり本当にコンテンツ理解が深いというか、もう只野さんが書く詞自体が一つのサブコンテンツと化しつつあります。
 
 
まだ先の話ですがライブで披露される時にはきっと振付は厚木さん自身考案になると思われるので、つい聴いていると身体が動き出してしまうこのEDMにどんな振りが付くのかこれまた凄く楽しみです。
 
 
M12.Share the light
 
Run Girls, Run!の中で現状、最もホットな曲といえばこれでしょう。
 
タイアップということもありますが、田中秀和氏のネームバリューや曲のユニークさによって各所でクチコミが広がった印象です。
 
その注目度は各媒体の再生回数を見ると歴然で、youtubeでは他の試聴やshortサイズMVに十万単位で再生回数を引き離しています。

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MVフルサイズも合算するとざっくりBtB!! 30万、スライド40万、Stlは50万再生
 
spotifyでもサービス全体での再生回数を確認できるのですが、手軽さも相まってか次点のスライドライドを大きく引き離し間もなく100万再生。

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サブスク開始時期や利用層などの差があるのであくまで参考ですが、先輩のi☆Ris、WUG、ついでに同じく3人の声優ユニット知名度も人気も高いTrySailらの人気曲と比較しても遜色ないレベル。ユニット人気、売上に比してかなり再生されていることが覗えます。

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何故かTokyo以上に台北で再生されている謎。ジャカルタも多かったり何故か世田谷区が単独で入ってたりで謎&謎の再生地ランキング
 
 
Run Girls, Run!に」というよりはコンセプトをアサシンズプライドに全力で寄せた、他の持ち曲のどれとも違った雰囲気でまた新たなランガの魅力を引き出してくれた1曲です。
MVを見たことない方はyoutubeでフルサイズMVが太っ腹に公開されているので、ぜひ見てほしいです。
サムネイルの森嶋の振り向き立ち、良すぎない???
 
衣装を含め、プリチャン主題歌の時とは打って変わってダークな妖しい魅力に溢れています。
ちなみに以前は会員?限定だったMVフルサイズが全てyoutubeavexチャンネルで公開されているので特典のBDすら再生する必要もうないのはナイショ
 
 
田中秀和作曲、という情報は2nd渋谷で告知と同時に発表されたわけですがまさかこんな変態曲(褒めてる)が生まれるとは。
 
田中氏にしても広川氏にしても、往時のWUGと今のRGRでは勝手知ったるということもあって遊び心というかチャレンジというか、とにかく一癖も二癖もある曲を作ってくるのが毎回ワクワクしますね。
 
今回の田中氏の楽曲提供はスペシャルゲスト的な意味合いが強そうですが、もし次があったらと思うと今から楽しみです。
 
 
M13.イルミナージュ・ランド
 
告知された時は「アルバム?じゃあ来季のプリチャン主題歌は???」と結構不安になりましたが普通にアルバムに収録されました。
(プリパラでBrand New Dreamerやアイドルタイムでわーすたに切り替わった前例があったので)
 
慣例からの推測ですが、もし3月末にAnimeJapan2020が開催されていたらそこで初披露になっていたかもしれないと思うと悔し涙止めどなく。
キラッとスタートもダイヤモンドスマイルも生のダンスを見てからアニメのCGダンスを見ていたので、3期5話でダンスが初見だったことに謎の違和感がありました。
 
 
3期の幕開けはキラスタ、ダイスマの走り出すような元気さや明るさとも違ったまさに「さぁ幕が開くよ!」と宣言するような始まりを予感させるワクワクする曲になっています。
楽曲の方向性としてはプリマ☆ドンナ?メモリアル!が親しいかもしれません。
 
 
跳ねるようなギターや随所に散りばめられたシンセ、効果音が本当に聴いていて楽しい気分になります。
どなたがどこで仰っていたのか思い出せず今めちゃくちゃモヤモヤしてるのですが、サビがREADY!!っぽいというの見た時にすごいハッとさせられました。どこで見かけたんだろ・・・
 
作曲担当はゴーアップ以来のMONACAの瀬尾祥太郎氏。前回は編曲を広川氏が行っていますが今回は単独で作編曲をされています。
 
氏は最近ではVtuberユニットのGEMS COMPANYで多くの楽曲を手掛けられていて、メンバーやユニットに合わせた多彩な楽曲をお一人で提供していてビックリします。

monaca-music.net

MONACA WIKIサンいつもお世話になっております
 
基本的に全曲youtubeで公開されているのでぜひ聴いてみてください。
ちなみに私のお気に入りは「しゃかりきマイライフ」「DESIGNED LOVE」です。
というか最近はV界隈からも楽曲がガンガン出てきてて全然チェックが追いつけません。
 
 
 
・・・、
だいぶ話が逸れました。
 
プリチャンの放送休止や単純にシングル表題ではなくアルバム内の新曲の一つだったりして、プリチャン主題歌としてはどちらかというと不遇な1曲ですが主題歌の中ではキラリストと1位を争えるくらい好きです。
・・・正直どの曲も良いし思い出もたくさん詰まってるので甲乙つけ難いですけどね。
 
ド直球の間奏ギターソロからのピアノソロのエモい落ちサビ、王道ゆえに至高ですね。
 
 
M14.ランガリング・シンガソング
 
ついに最後の1曲、そしてリード曲。
各所でメンバーに語る通り、クリエイターやバックグラウンドこそ違うもののカケルxカケルの直系の後継のような楽曲です。
 
相変わらずの勝手な妄想ですが、カケル(お披露目・新章)→ゴーアップ(1stLiveTour)→ネバエン(2ndAniversary)と繋がる、来たる活動4年目と3rdAnivLiveTourを象徴するランガ史第4章となる楽曲だと思っています。
 
 
唐突ですがここまで書いてきてみて、自分がいかに曲それぞれをライブの記憶と強く結びつけているかを実感します。
そう考えるとファンだけど住んでいる場所や仕事の都合、その他事情でライブには行かない、行けないという人たちとはまた違った印象を各曲に持っているのかなと少し気になってきます。
 
当然周囲にはそうやって知り合った”現場主義”的なオタクたちばかりになってしまうのでつい考えが凝り固まってしまいますが、元来ファンってそういういわゆる”在宅”の部分も大事な存在なはずなんですよね。
 
そういう人たちの考えも知りたいなぁと思ってTwitterでフォローをちまちま増やしてるんですが、なかなか難しいです。
もっとブログでオタク怪文書がたくさん出てきて欲しいと思ってます。
 
 
フルサイズMVがかなり早い段階で公開されたのも印象的でした。
おかげで発売前の時点で本当に浴びるように聴きまくりました。
 
昨今のイベント壊滅事情と引き換えに番組や配信が充実していたのもあって、各楽曲やMV撮影などについてメンバーからかなり濃い生の声が聞けたのが嬉しいところでしたね。
 
 
 楽曲のメカニズム的な部分は理解できていないのですが、他の方のブログを拝読するとキーと進行がカケルと同じ?ということだったのでなるほどなと舌を巻きました。
 
 
歌詞についても只野節が炸裂しています。
ランガリング・シンガソング、単純に分解するなら「RANGA ring, sing a song」ということになるんでしょうが、造語としての意味はインタビューで説明がありました。
 

mantan-web.jp

 --新曲「ランガリング・シンガソング」も「Run Girls, Run!」らしい曲に仕上がったのでは?

 林さん タイトルは「Run Girls,Run!をする」という造語で、タイトル通り今の私たちを表現した楽曲です。上京してきて、これから頑張るぞ!という曲ではなく。私たちが活動をしていく中で、悩んでいること、うまくいかない気持ち、それでも目標に向かって3人で頑張るぞ!という今の私たちの気持ちも表れています。すごくエモいですし、ファンの皆さんも元気が出る曲だと思います。

 
 
歌中に入る「ランガリング Run!」「シンガソング Sing!」というフレーズも抜群のキャッチーさで、早くライブ会場で叫びたくてうずうずします。
予定が合う時はライブも見に来てくれている只野さんだけあってかライブでのコールの盛り上がりも考慮しての作詞が光ります
 
そして随所にRun Girls, Run!のバックボーンやバイオグラフィーを理解してくれているフレーズが散りばめられており、ただの仕事として以上の愛を感じます。
 
ただ「バトンをつなぎきったならゴールでしんじゃうのかな」の所はちょっとどころではなくドキッとしたのでもうちょっと手加減して欲しかった。
まだゴールテープを切るには早すぎる。
 
 
そんな、Run Girls, Run!の”いま”がぎゅっっと詰め込まれた1曲で、大満足のファースト・アルバムのリード曲でした。
 
 
✄------キリトリ------✄
 

あとがき

 
以上、ランナー歴2年と7ヶ月の私のファーストアルバム所感となります。

 初めて実物を見たのはショーケースvol.2の時のこと

 青田買いは基本中の基本……と思いつつ一歩出遅れたことが未だに心残り

 

決まった時は率直に(マジ?)と思ったファンの呼称「ランナー」もいつの間にかだいぶ馴染んできましたね。

 
字数をたくさん費やすことを美徳しているわけでもないんですが、やっぱり書くからには今自分が思っていること、感じていることを余すことなく書き残しておきたいなと思うので今回も長くなってしまいました。

 

ちゃんと書いておこうと決意してから2週間掛かってしまいましたが、自分の中で考えをまとめる機会にもなりましたし取り掛かって良かったと思います。
 
もしここまで読んでくれた方がいらっしゃって、少しでも共感や反感、気付きなど良いことでも悪いことでも何か影響を与えることが出来たなら嬉しいです。書いた甲斐もあります。
 
 
これを書いている6月頭、いよいよ各地で緊急事態宣言は解除され営業制限なども緩和されつつあります。
もちろん、いまの関心事はツアーが行えるか。その1点に尽きます。
最初の大阪公演が7月末であることを鑑みると開催可否の判断は6月中というところでしょうか。
 
正直、体感としては望み薄・・・という弱気にもなりますが諦めてしまうにもまだ少し早いかなと思っています。
おそらく運営側はこちらの何百倍も真剣に、事の成り行きを注視しつつプランを練っているでしょうから気を揉むのは止めて、せめて体調を崩さぬよう、そして在宅生活とテレワークでたるみきった身体を何とかしようと足掻いて時を待つことにします。
 
 
以上、次のブログがライブの感想になることを願って。
ありがとうございました。
 
 

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